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出口が見えない放射能汚染土壌の除染問題 けれども安易な「解決」より問題を真摯に考え続ける誠実さを

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東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の除染について話し合う環境省の「環境回復検討会」が9月14日初会合を開き、10月末までに方向性や方法を取りまとめることを決めました。

 政府は除染の基本方針について、「汚染地域の年間被ばく線量を今後2年間で半減させる」との暫定目標を掲げていますが、その後についても検討会で方針を示すことを確認しました。
 
 この土壌除染でも特に農地について、農林水産省は、放射性物質に汚染された農地の除染技術について、表面の土を取り除く方法が最も効果があるという研究成果を発表しました。
 
 福島原発の事故の後、農林水産省は、放射性物質に汚染された農地をコメの作付けができるレベルにあたる、土1キロあたり5000ベクレル以下に除染する技術を研究してきました。 その結果、放射性セシウムを吸収することが期待された、弁護士バッジにもなっているヒマワリを植える方法ではほとんど効果が見られませんでした(涙)
 
 やはり、農地の表面の土を取り除く方法が最も効果があることがわかったということです(そりゃそうだ 末尾の新聞記事参照)。

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 ただ、5000ベクレルを超える農地はおよそ8300へクタールにのぼるため、該当する農地の土を剥ぎ取ると、東京ドームに換算して2個から3個分に達する見通しで、膨大な量の土をどのように保管するかといった別の課題が残ります。 農林水産省は、セシウムだけを土壌から除去し、土を再利用する方法を引き続き研究することにしています。

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さらに、問題は3つあります。

1 一つ目は、土壌汚染の問題は農地だけではないということです。
 ちなみに福島県は日本の都道府県で北海道、岩手県に続いて大きく13782平方キロメートル=137万8200ヘクタール。
 普通の土地も農地と同じ汚染具合だとすると、東京ドーム400個分の土壌を除去しないといけないと言うことです。
 一体どこに持って行けばいいのか。福島原発の敷地だけでは足りないでしょう。
 また、費用は一体何百兆円かかるのでしょうか。
 
2 二つ目は、福島の土地にも汚染の程度が低いところがあるけれども、逆に、他の都道府県にもホットスポットと呼ばれる、高濃度汚染地域があると言うことです。
 これを綿密に探し出し、除染をしなければなりません。
 その放射能汚染土砂をどこに集めるのか。どう運搬するのか。
 
3 三つ目がある意味最も深刻な話ですが、まだ毎日毎日福島原発から放射性物質が放出され、日本列島に降り積もっているということです。
 もちろん、3月の水素爆発の時よりは量は減っているものの、原子炉を突き抜けて核燃料が落ちたままでいる以上、放射性物質は外に出続けるわけで、つまり、除染はやってもやっても、ある意味切りが無いということです。

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この問題について、同じBLOGOS仲間(笑)の中には、

「年間100mSv以下の被曝による健康被害のデータはまったく存在しない。」

「今回の原発事故のような1回きりの被曝では、100mSv以下の被曝による健康被害はないと断定してもよい。」

「福島事故についてはLNT仮説を棄却し、年間100mSv以上の持続的な放射線が観測される土地に限って除染を行なうべきだ。そんな場所は原発のサイト外にはもうないので、除染費用は800兆円どころか800万円にもならないだろう。」

と力強くも、超楽観的な見解を述べられるBLOGOS相撲の横綱がいらっしゃるのですが、ビル・ゲイツにインタビューするような、功成り名を遂げた大横綱は本当に気楽そうで羨ましいです(笑)。

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