- 2017年03月07日 06:21
「117」と「177」ネットの普及でどれだけ利用回数が減ったのかNTTに聞いてみた
2/2開始当初は117が223だった
それにしても、どうしてNTT東日本・NTT西日本はこういうサービスを行っているのでしょうか。インターネットで検索すると、こんな記事が出てきました。(ググるんかい)
時報サービスは,当時の日本電信電話公社(電電公社)が正確な時間を確認できるサービスとして,1955年6月10日の「時の記念日」に東京で始めた。サービス開始当初の提供番号は「223」。利用時間は午前6時から午後10時までという条件付きだった。
ここで、驚くべき新情報です。なんと、最初は117ではなくて、東京では「223」だったそうです。117に変更したのは、東京で始めたサービスを、全国へ展開していく中で、地域ごとに時報サービスの電話番号が違ったと。そこで、1964年から現在の「117」に統一されたというわけ。
ではどうして、117という数字になったのか。何か意味があるに違いない。こういう時は、NTT東日本の広報さんに電話。もしもし〜!
お「117って、どうして“117”の数字になったんですか?」
広報「時報サービスに、117の数字が選ばれたのは、“ピッ・ピッ・ト・ナル”の語呂合わせです。」
117が“ピッ・ピッ・ト・ナル”…。かなり無理矢理な気もしますが、語呂合わせだったんですね。
広報「ちなみに、時報サービスが117に統一される前に使われていた電話番号は、東京が「223」、名古屋が「511」、その他の地域は「1178」でした。」
東京と名古屋以外は、みんな同じ番号というのも意外。1178に統一でも良かったんじゃないかと思うぐらい、全国的には1178で浸透していたんですね。
ちなみに、今223に電話したらどうなるんだろうと思ったアナタ。私と同じ発想の持ち主です。もちろん、かけてみました。
電話「お客様のおかけになった電話番号は、現在使われておりません」
そりゃそうだ!223に電話したくなったアナタ。私が一足お先に小さな疑問を解消しておいたので、223へかける必要はありません。
さて、時報サービスの117については、さらにこんな豆知識もありました。
時報サービスの通話料は全国一律で,市内通話料金(3分8.5円 (税抜))が適用される。かけっ放しにしていても,6~12分で通話が切れるようになっている。
かけっ放しにしていても大丈夫なんですね。職場のイヤな上司のスマホをこっそり盗んで、117にかけて、「これで電話代、無尽蔵に取られろ!」という嫌がらせをしているアナタ!無意味だから、もっと別の嫌がらせにした方がいいですよ。(←そんな奴いない)
しかし、そうなってくると気になるのは、天気予報サービスの177。もしかして、こっちも、昔は違う番号だったんじゃないの?と思い、NTT東日本の広報さんに伺ってみました。
すると、こちらもサービスが始まった1955年の時は、東京・大阪が222、名古屋が501、名古屋以外の東海地域は99、北海道1117、九州1177などバラバラ。
統一する必要が出てきたため、177にしたわけですが、この番号もなんと語呂合わせ。「良い天気になれなれ」で、177だそうです。1=良い天気に、7=なれ、7=なれということなのでしょうか。
さらに、NTT東日本の広報さんによれば、天気予報サービスの177は、元々、早稲田大学の創設者で、元総理大臣の大隈重信さんの電話番号だったそうです。
電話のサービスが始まった明治時代、1890年頃、固定電話を利用するには、とてもお金がかかりました。そのため、加入者も少なく、電話番号の割り当ても申し込んだ順番だったそうです。
つまり、日本で電話が使われるようになって、177番目に登録を申請したのが、大隈重信さんだったというわけ。
117と177だけでも、こんなに深い話があるんですね。さらに、この3桁の電話番号サービス、実は時報と天気予報以外にも電話番号の3桁サービスがあるんですが、これも長い話になりそうなので、近々調べてお伝えしたいと思います。



