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中国版イージス艦 052C型駆逐艦の建造情報が続々

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(海上公試に向かう052C型3番艦)

今年8月、中国空母「施琅」(←いまだに正式な名称は不明ですが…)の試験航海がついに始まりました。その空母の護衛艦隊の中核となるのが052C型蘭州級ミサイル駆逐艦です。

満載排水量は7,112トン。主な兵装としては、HHQ-9(海紅旗-9)SAM用VLS(6連装)×8基、YJ-62 SSM4連装発射筒×2基、100mm単装砲×1基、30mm CIWS×2基、324mm3連装短魚雷発射管×2基、対潜ロケット発射機×4基で、Z-9A(もしくはZ-9C)対潜ヘリ×2機を搭載します。

艦橋の4面に取り付けられた国産のフェーズド・アレイ・レーダー(346型)が特徴で、「中国版イージス」と呼ばれたりもしています。346型は、イージス・システムと同様の探知距離(約200km)と同時目標追跡数(200〜300目標)を持つものとみられ、空母「施琅」にも採用されていることから、ある程度の信頼性が得られていると見てよいでしょう。

ただし、戦闘情報処理システム(対空、対水上、対潜問わず、あらゆる局面の脅威度を判定し、データリンクによって艦隊全体の最適攻撃・防衛方法を導き出す戦闘システム)においては、イージス・システムより劣ると評価されています。

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(上海・江南造船廠にて建造中の052C型)

2番艦が2005年に就役し、その後約5年の間が空きましたが、ここにきて3番艦が海上公試を実施し、4番艦は艤装作業が確認され、5、6、7番艦の建造も明らかとなりました。1番艦「蘭州」、2番艦「海口」ともに南海艦隊所属ですが、後続艦がどこに配属されていくのかもひとつの注目点ではないかと思います。

中国は福池型補給艦もすでに2隻保有しており、1個空母戦闘群を形成するには十分な戦力を整えつつあります。空母艦載機は・・・えーっと、まだかかりそうそうですが、南シナ海やアフリカあたりでプレゼンスを誇示するだけの空母艦隊程度なら、2〜3年後には組織できそうですね。

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