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観光が復興への活力に ~「九州ふっこう割」が果たした役割とは~

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九州の魅力は「温泉」「食」「自然」そして「人」

BLOGOS編集部

―今年の話を伺っていきたいと思います。「ふっこう割」は昨年12月28日で終了しましたが、これからお得に使える割引はあるのでしょうか。

村岡:1~3月は残念ながら国からの補助金が無くなってしまったので、規模は小さくなってしまいましたが、「九州ありがとうキャンペーン」というものを「じゃらん」さん、「楽天トラベル」さんでご展開いただいております。仕組みはシンプルで、割引はありませんが特典が付いてきます。例えば、とある旅館に泊まったら、通常有料の温泉に無料で入れます、といったものです。つまりは旅館からの「ありがとう」なんです。

―なるほど。村岡さんは九州ご出身で、ずっと観光業に関わられていたということですが、九州に来たくなるオススメのポイントを色々と教えていただけますか。

村岡:機構の立場としては特定して言いにくいのですが・・・(笑)、九州の強みは「温泉」でしょうね。湧出量は日本一ですし、世界に誇れる観光資源だと思っています。

あとは「食」です。ただ、九州って産品が多すぎて「コレ」というものがないんです。多様性というのは強みであると同時に弱みでもあるんです。来た方は満足して帰られますが、何をメインでアピールしていくかということを、我々は問われているんですよ。例えば、麺にフィーチャーして「九州ラーメン紀行」というくくりにするとか。

そして「自然」ですね。先程の震災の話に戻るのですが、修学旅行が軒並みキャンセルになった理由の1つは、阿蘇に行けなくなったからなんですね。「世界一のカルデラ火山」は、修学旅行のみならずインバウンドなどにも欠かせないコンテンツなんです。

九州観光推進機構

今回、震災で阿蘇に行けなくなったから九州への修学旅行をやめるというケースが目立ちました。私が地元だから気が付かなかったのかもしれませんが、阿蘇山は本当に有力なコンテンツなんです。海外からの観光客もそうです。台湾からのツアーで、福岡に入って、阿蘇を抜けて、別府へ行ってというものがあるんですが、阿蘇に行けないからと、今回のツアーは中止となってしまいました。

私の上司である高橋本部長曰く、「熊本城」と「阿蘇」は九州の観光コンテンツの2枚看板。エースである と。今は投手ローテーションからエースが2枚抜けたような状態なんですね。

九州観光推進機構

さらに「人」も九州の魅力だと思っています。各県の個性が強いんです(笑)。「肥後もっこす」とか「薩摩隼人」と呼ばれるような各県独自の文化がありますよね。そこから醸し出される県民性が魅力だと思っています。

―まさに今、冬の九州ではどこがオススメでしょうか。

村岡:今の季節で行くと、南は鹿児島の指宿。九州で一番早く春がやってきます。菜の花がキレイなんですよ。もう30年ぐらい歴史のある「いぶすき菜の花マラソン」という地元の方々の手作りのマラソン大会が今年も開催されました。地元の人達の暖かさに加えて、春が来て、菜の花の中を駆け抜ける。何ともほのぼのとしたイベントです。

九州観光推進機構

温泉も、指宿温泉がありますし、開聞岳といった自然もありますし。冬にオススメなのは指宿ですね。

あとは大分の由布院。世界的な観光地であるんですけど、山の頂きに雪が被る由布岳をご覧いただきながら入る露天風呂は風情があってよろしいんじゃないでしょうか。

九州観光推進機構

―4月からの新年度はどういった動きをしていく予定でしょうか

村岡:4月で震災から1年を迎えます。我々はこれをややネガティブに捉えています。「ふっこう割」があった反動で観光客が減るだろうと。実際、1、2、3月の宿泊予約状況を見ると、昨年を下回っているようです。

さらに4月以降、「ふっこう割」の反動減ともう1つ心配しているのが、風評被害の揺り戻しです。一周年ということで、マスコミから注目されることが、言葉は悪いのですが、寝た子を起こす危険性があるのではないかと思っています。

では我々が出来ることは何か。九州運輸局をはじめとする関係各位のサポートをいただきながら「九州からありがとうキャンペーン」を4月から実施いたします。

具体的には、旅行会社さんや熊本県さんなど観光業界にかかわる官民が実施される施策・イベントに「共通ロゴ・キャッチコピー」を用いることで「1つの箱の中に入れて」「よりわかりやすく感謝の気持ちをお伝えしよう」という趣旨・目的です。

-最後に九州への風評被害に対して、機構としておっしゃりたいことはありますか。

村岡:言葉飾らず申し上げると「100%安全です」とは言い切れません。これは九州のみならず、どこにもリスクは存在するのではないでしょうか。

ただ間違いなく言えることは、今、九州にお越しいただければ、我々は精一杯おもてなしをさせていただきますし、インフラ上の不備な点というのは、ごく一部を除けば無いと言えます。ですから残っているのは、ほとんどが風評被害だけです。

とはいえ阿蘇大橋も崩落したままですし、国道57号線も全面開通していません。仮設住宅に住んでらっしゃる方もいる。これが事実です。

ですから、「あなたの旅が九州を元気にする」のです。ふっこう割などで九州にお越しいただいた方々に心から感謝申し上げますと同時に、もっとお越しいただくことで我々は元気になります。そしてお越しいただいた方々にも元気を差し上げます。 それをアピールしたいですね。

◆関連リンク
九州旅ネット/九州観光推進機構
じゃらんnet
[ PR企画 / リクルートホールディングス ]

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