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今も昔も芸能界は一般社会とはかけ離れた"特殊な世界"

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 女優でタレントだった清水富美加の「幸福の科学」出家騒動は、北朝鮮の金正男暗殺事件で、やや沈静化した感じもあったが、まだまだ世の中の関心は高い。…と言うより、もはやこれ以上、騒ぎを大きくしたくない所属事務所「レプロエンターテインメント」と、さらに教団アピールしたい「幸福の科学」の思惑が入り混じっての攻防戦。水面下での綱引きは続いているといった方がいいかもしれない。

BLOGOS編集部

  で、改めて思うのは当初、彼女は「出家」を決意した理由に
「休みがない」
「睡眠時間がない」
「給料が5万円でボーナスもなかった」
「やりたくない水着や映画の仕事をさせられた」
「死んでしまいたいと思った」

  など教団を通して発言してきたのに対して世間からは
「そんなに働かせて。しかも安い給料で…」
「(所属事務所は)もはやブラック企業」
「死にそうだったんだから逃げて当然」
  と、彼女に対する同情の声と所属事務所への批判が殺到した。

 だけど、こういった文言を聞いた時は失礼ながら「芸能界だな」と思った。

 おそらく、筆者が、そう思うことに対して「芸能界の中で麻痺しちゃった?」 

 そう言われるに違いない。

 きっと「そんな時代もあったかもしれないけど、もう時代が違うんだよ!」と言う人が多いはずだ。でも、本当にそうなのか? いくら時代が変わろうとも芸能界というのは、そういうところなんじゃないか?ある意味で〝特殊な世界〟なのだ。

 筆者が思うに、清水富美加の場合は、たまたま売れたから、そういったことを言えたのだろうし、世の中も彼女の叫びを聞いて、同情で反応してくれたんだと思えてならない。とは言っても、22歳の女の子が、いくら給料制になったとか、ボーナスを貰えないと言っても年収1000万円。こんな給料は一般社会ではあり得ないだろう。そう考えたら、やっぱり特殊な世界だと言わざるを得ない。

 それに、裏返せば彼女が自ら望んで入った世界だったんじゃないか?理想と現実には大きな隔たりがあったかもしれないが、幼心に「売れたい」「仕事をいっぱいしたい」って思っていたはず。だから、事務所に文句を言ったら「仕事を貰えなくなってしまう」と不安にもなったのだろう。あくまで勝手な想像ではあるが、もし、彼女に仕事がなく、スケジュールがガラガラだったりしたら、それはそれで不満が出て来て、今度は「事務所を移りたい」と言うに決まっている。もちろん、今回のように「幸福の科学」だって、そんな子に興味を示してくれなかっただろう。

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