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- 2011年04月08日 08:23
こうした遺体がこれから出てくるのでは
遺体:犬吠埼沖で身元不明女性が漂流 民間船が発見 /千葉(毎日新聞 2011年4月6日)
県警災害警備本部は5日、銚子市の犬吠埼沖で身元不明の女性の遺体を発見したと発表した。東日本大震災との関連は不明。
警備本部によると、5日午前9時5分ごろ、犬吠埼沖約15キロで、民間のサルベージ船が漂流している遺体を発見し、銚子海上保安部に通報した。遺体は身長約160センチ。赤色の長袖トレーナーと花柄のズボンを着けていたが、靴下や靴ははいていなかったという。身元と死因を調べている。
県内では東日本大震災で17人が死亡。うち13人は旭市に居住し、津波に巻き込まれるなどして亡くなっている。また旭市の85歳の女性と、76歳の男性の計2人が現在も行方不明となっている。【中川聡子】
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銚子沖で女性遺体 (2011年04月06日千葉日報)
5日午前9時5分ごろ、銚子市の犬吠埼沖約15キロの海上で、漂流している女性の遺体を気仙沼港から横須賀港に航行中の民間サルベージ船が見つけ、銚子海上保安部に通報した。千葉県警災害警備本部は、東日本大震災による津波犠牲者の可能性も視野に、身元確認を急いでいる。
同本部によると、遺体は赤色トレーナーに花柄のズボン姿で黒髪。旭市で行方不明となっている女性(85)は白髪との情報がある。遺体は死後相当の日数がたっているとみられる。
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被災地は氷点下、沿岸部捜索の収容遺体79人に(2011年4月4日1 読売新聞)
東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の太平洋側は4日朝、冬型の気圧配置が強まった影響で厳しい冷え込みとなった。
気象庁によると、岩手県宮古市で氷点下2・5度、同県久慈市で同2・9度を観測し、3月上旬並みだった。
冷え込みは5日まで続き、岩手、宮城両県の各地で最低気温が氷点下となる見通し。
自衛隊と米軍、海上保安庁などが3日まで3日間にわたって実施した岩手、宮城、福島の各県沿岸部の集中捜索で、自衛隊は4日、3日に収容した遺体の数が1人増えて12人になったと発表した。海保が収容した1人と合わせた3日の捜索での収容数は計13人となり、3日間で計79人となった。
一方、警察庁の4日午前10時現在のまとめによると、死者は1万2157人で宮城7431人、岩手3540人、福島1126人など。行方不明者は1万5496人に上っている。
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先日、自衛隊、海上保安庁、米軍が海上で、行方不明者の捜索を行ったと報道されていたが、その際、数十名のご遺体を発見したとされる。
かなり寒い時期の津波であったため、溺死した遺体が海上に浮上してくるには時間がかかるとされる。
法医学の教科書的には、人が溺れて亡くなった場合、水泳の際には浮き袋になるはずの肺に水が入ることから、人は浮力を失って、一度沈んでいくとされている。そして、腐敗が進行し、腐敗ガスがたまってくると再度浮上することになるのだが、その時間は、水温が5℃では10日から40日、10℃では1週間から3週間程度とされている。東北地方での水温は現在5〜10度(水深が深いともっと低い可能性もある)のようなので、溺死したご遺体が浮上するのには、1週間から1カ月かかると考えるべきだろう。東北の寒い気候は、陸上の遺体については、腐敗の進行を遅らせることで、身元判定における障害を抑える方向に働くが、海に出てしまったご遺体については逆に作用するようだ。
現在、震災から4週間が経過したが、先日の捜索では海上に浮上していなかったご遺体も、今は浮上している可能性があるので、海上での捜索も、可能であるなら続けたほうがいいのかもしれない。
今後は、報道されているように、沿岸各県に流れ着くご遺体が出てくる可能性がある。このような場合、初動段階では、身元が分からないことから、犯罪性の有無も判断できず、司法解剖になるケースも多いと考えられる。その際、津波の被害者なのか特定できるいい方法でもあればありがたいのだが、なかなかないのが現実だ。砂を飲んでいるなども一つの手掛かりにはなるのだろうがそれだけを決め手にすることもできない。
また、そうした海上で発見されるご遺体をすべて津波被害者と扱ってしまっては、今後の国内の司法活動に甚大な影響を与えてしまうので、このあたりはしっかりとしていかねばならない。
県警災害警備本部は5日、銚子市の犬吠埼沖で身元不明の女性の遺体を発見したと発表した。東日本大震災との関連は不明。
警備本部によると、5日午前9時5分ごろ、犬吠埼沖約15キロで、民間のサルベージ船が漂流している遺体を発見し、銚子海上保安部に通報した。遺体は身長約160センチ。赤色の長袖トレーナーと花柄のズボンを着けていたが、靴下や靴ははいていなかったという。身元と死因を調べている。
県内では東日本大震災で17人が死亡。うち13人は旭市に居住し、津波に巻き込まれるなどして亡くなっている。また旭市の85歳の女性と、76歳の男性の計2人が現在も行方不明となっている。【中川聡子】
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銚子沖で女性遺体 (2011年04月06日千葉日報)
5日午前9時5分ごろ、銚子市の犬吠埼沖約15キロの海上で、漂流している女性の遺体を気仙沼港から横須賀港に航行中の民間サルベージ船が見つけ、銚子海上保安部に通報した。千葉県警災害警備本部は、東日本大震災による津波犠牲者の可能性も視野に、身元確認を急いでいる。
同本部によると、遺体は赤色トレーナーに花柄のズボン姿で黒髪。旭市で行方不明となっている女性(85)は白髪との情報がある。遺体は死後相当の日数がたっているとみられる。
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被災地は氷点下、沿岸部捜索の収容遺体79人に(2011年4月4日1 読売新聞)
東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の太平洋側は4日朝、冬型の気圧配置が強まった影響で厳しい冷え込みとなった。
気象庁によると、岩手県宮古市で氷点下2・5度、同県久慈市で同2・9度を観測し、3月上旬並みだった。
冷え込みは5日まで続き、岩手、宮城両県の各地で最低気温が氷点下となる見通し。
自衛隊と米軍、海上保安庁などが3日まで3日間にわたって実施した岩手、宮城、福島の各県沿岸部の集中捜索で、自衛隊は4日、3日に収容した遺体の数が1人増えて12人になったと発表した。海保が収容した1人と合わせた3日の捜索での収容数は計13人となり、3日間で計79人となった。
一方、警察庁の4日午前10時現在のまとめによると、死者は1万2157人で宮城7431人、岩手3540人、福島1126人など。行方不明者は1万5496人に上っている。
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先日、自衛隊、海上保安庁、米軍が海上で、行方不明者の捜索を行ったと報道されていたが、その際、数十名のご遺体を発見したとされる。
かなり寒い時期の津波であったため、溺死した遺体が海上に浮上してくるには時間がかかるとされる。
法医学の教科書的には、人が溺れて亡くなった場合、水泳の際には浮き袋になるはずの肺に水が入ることから、人は浮力を失って、一度沈んでいくとされている。そして、腐敗が進行し、腐敗ガスがたまってくると再度浮上することになるのだが、その時間は、水温が5℃では10日から40日、10℃では1週間から3週間程度とされている。東北地方での水温は現在5〜10度(水深が深いともっと低い可能性もある)のようなので、溺死したご遺体が浮上するのには、1週間から1カ月かかると考えるべきだろう。東北の寒い気候は、陸上の遺体については、腐敗の進行を遅らせることで、身元判定における障害を抑える方向に働くが、海に出てしまったご遺体については逆に作用するようだ。
現在、震災から4週間が経過したが、先日の捜索では海上に浮上していなかったご遺体も、今は浮上している可能性があるので、海上での捜索も、可能であるなら続けたほうがいいのかもしれない。
今後は、報道されているように、沿岸各県に流れ着くご遺体が出てくる可能性がある。このような場合、初動段階では、身元が分からないことから、犯罪性の有無も判断できず、司法解剖になるケースも多いと考えられる。その際、津波の被害者なのか特定できるいい方法でもあればありがたいのだが、なかなかないのが現実だ。砂を飲んでいるなども一つの手掛かりにはなるのだろうがそれだけを決め手にすることもできない。
また、そうした海上で発見されるご遺体をすべて津波被害者と扱ってしまっては、今後の国内の司法活動に甚大な影響を与えてしまうので、このあたりはしっかりとしていかねばならない。



