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- 2017年02月20日 06:08
【トランプのリセット】
トランプ大統領の就任から1か月。波乱の船出で政権内の混乱を沈静化させようと試みているという報道が相次いでいます。
リセットということばが目立ちますが、ヒラリー・クリントンが国務長官だった当時、ロシアとの関係をリセットしようとリセットボタンまで登場したことが伏線になっていると思われます。
USA TodayのタイトルはTrump seeks to calm reports of chaos inside administration(トランプ、政権内のカオスを鎮めようと努力)。
トランプ大統領はメディアが報道する「政権の混乱ぶり」は嘘だとして、オバマ前大統領から国内外の問題を引き継いでしまった(inherited a mess)ことを強調している。記者会見で「ひどい状況だ。国内では雇用がどんどん外に流出し、企業はメキシコなど労賃の低い国にどんどん出て行っている。国外はどこを見ても不安定だ。中東にしても北朝鮮にしてもひどい状況だ」、さらに「何とかするさ。問題を引き継いでしまったのだ」と述べた。海外については確かに複雑な状況であるものの、雇用は記録的に良好な状況だ・・・などとUSA Todayは伝えています。
Business Insiderは、RESET: After one of the most tumultuous weeks in presidential history, Trump tries to return to his conform zone(リセット:大統領の歴史上まれに見る波乱のあとトランプは原点回帰)というタイトル。
「コーナーに追い込まれ、トランプ大統領は得意なところに原点回帰した。選挙戦のように観衆を前にした演説と国民に直接語りかけること」と伝えています。
具体的には3つのイベントを列挙。■16日に突然設定した記者会見、■17日にサウスカロライナ州のボーイングの施設で行われた大規模なイベント、■18日にフロリダ州の飛行場の格納庫で行った支持者を前にした演説(ホワイトハウス主催ではなく、選挙戦を行った団体が主催)。この前提として「大統領の歴史上でもっとも動揺した1か月だった」としています。
New York Timesは Struggling To Fill Jobs When Total Loyalty Is a Must(忠誠心第一のため空席が埋まらない)として、トランプ大統領が忠誠心を求めるあまり、高官人事が進まない現状を辛辣に伝えています。過去にトランプに批判的なことを言った人は、それだけでNGだそうです。
Washington Postは、Trump attempts a reset with a rally, new staff and a renewed fight with the media(トランプ、選挙戦のような演説や新スタッフ、メディアとの新たな対立でリセットを目指す)と紹介しています。
「16日に行われた、本来のトランプらしいトランプの記者会見(let-Trump-be-Trump news conference)以来、トランプは政権運営を軌道に乗せようとしている。政権内が混乱しているという認識はfake news(にせのニュース)とメディアと野党民主党の責任だという。その一方で、政権は新たなスタートを切ろうとしているようだ」。
その上で「トランプは、■打たれ続けているSean Spicer報道官の負担を軽減するために新規にコミュニケーション担当としてMike Dubke(長年、共和党のメディア・ストラテジスト)を採用し、■辞任に追い込まれた安全保障担当のフリン大統領補佐官の後任探しを本格化させ、■移民の入国をめぐる新規の大統領令を出すと約束した」ということです。
18日のインタビューでラインス・プリーバス首席補佐官は、政権運営は順調だとしてリセットという見方を否定。メディアに対する不満からトランプが直接国民に語りかける会見や演説を増やすという考えを示した。
17日に公表されたギャラップ社の世論調査では、大統領の支持率は38%、不支持率は56%。トランプはこうした自分に不利な数字はfake newsだと主張。
スパイサー報道官によると、トランプ大統領は19日に辞任したフリン大統領補佐官の後任候補として■John Bolton元国連大使、■H.R. McMaster中将、■ウェストポイント陸軍士官学校の最高責任者のRobert Caslen将軍、■Keith Kellogg元陸軍中将(大統領補佐官代行)の4人と面談するという。
トランプはフロリダの演説で繰り返したのは、ネバーギブアップ。
リセットということばが目立ちますが、ヒラリー・クリントンが国務長官だった当時、ロシアとの関係をリセットしようとリセットボタンまで登場したことが伏線になっていると思われます。
USA TodayのタイトルはTrump seeks to calm reports of chaos inside administration(トランプ、政権内のカオスを鎮めようと努力)。
トランプ大統領はメディアが報道する「政権の混乱ぶり」は嘘だとして、オバマ前大統領から国内外の問題を引き継いでしまった(inherited a mess)ことを強調している。記者会見で「ひどい状況だ。国内では雇用がどんどん外に流出し、企業はメキシコなど労賃の低い国にどんどん出て行っている。国外はどこを見ても不安定だ。中東にしても北朝鮮にしてもひどい状況だ」、さらに「何とかするさ。問題を引き継いでしまったのだ」と述べた。海外については確かに複雑な状況であるものの、雇用は記録的に良好な状況だ・・・などとUSA Todayは伝えています。
Business Insiderは、RESET: After one of the most tumultuous weeks in presidential history, Trump tries to return to his conform zone(リセット:大統領の歴史上まれに見る波乱のあとトランプは原点回帰)というタイトル。
「コーナーに追い込まれ、トランプ大統領は得意なところに原点回帰した。選挙戦のように観衆を前にした演説と国民に直接語りかけること」と伝えています。
具体的には3つのイベントを列挙。■16日に突然設定した記者会見、■17日にサウスカロライナ州のボーイングの施設で行われた大規模なイベント、■18日にフロリダ州の飛行場の格納庫で行った支持者を前にした演説(ホワイトハウス主催ではなく、選挙戦を行った団体が主催)。この前提として「大統領の歴史上でもっとも動揺した1か月だった」としています。
New York Timesは Struggling To Fill Jobs When Total Loyalty Is a Must(忠誠心第一のため空席が埋まらない)として、トランプ大統領が忠誠心を求めるあまり、高官人事が進まない現状を辛辣に伝えています。過去にトランプに批判的なことを言った人は、それだけでNGだそうです。
Washington Postは、Trump attempts a reset with a rally, new staff and a renewed fight with the media(トランプ、選挙戦のような演説や新スタッフ、メディアとの新たな対立でリセットを目指す)と紹介しています。
「16日に行われた、本来のトランプらしいトランプの記者会見(let-Trump-be-Trump news conference)以来、トランプは政権運営を軌道に乗せようとしている。政権内が混乱しているという認識はfake news(にせのニュース)とメディアと野党民主党の責任だという。その一方で、政権は新たなスタートを切ろうとしているようだ」。
その上で「トランプは、■打たれ続けているSean Spicer報道官の負担を軽減するために新規にコミュニケーション担当としてMike Dubke(長年、共和党のメディア・ストラテジスト)を採用し、■辞任に追い込まれた安全保障担当のフリン大統領補佐官の後任探しを本格化させ、■移民の入国をめぐる新規の大統領令を出すと約束した」ということです。
18日のインタビューでラインス・プリーバス首席補佐官は、政権運営は順調だとしてリセットという見方を否定。メディアに対する不満からトランプが直接国民に語りかける会見や演説を増やすという考えを示した。
17日に公表されたギャラップ社の世論調査では、大統領の支持率は38%、不支持率は56%。トランプはこうした自分に不利な数字はfake newsだと主張。
スパイサー報道官によると、トランプ大統領は19日に辞任したフリン大統領補佐官の後任候補として■John Bolton元国連大使、■H.R. McMaster中将、■ウェストポイント陸軍士官学校の最高責任者のRobert Caslen将軍、■Keith Kellogg元陸軍中将(大統領補佐官代行)の4人と面談するという。
トランプはフロリダの演説で繰り返したのは、ネバーギブアップ。



