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米財務長官にムニューチン氏が就任、雇用創出に意欲

[ワシントン 13日 ロイター] - 米上院本会議は13日、ゴールドマン・サックス出身のスティーブン・ムニューチン氏(54)の財務長官就任を賛成多数で承認した。その後、同氏はホワイトハウスで宣誓式を行い、財務長官に正式に就任した。

トランプ政権の税制改革、金融規制緩和、経済面の対外政策の責任者が決定した。

上院での表決は、賛成53、反対47で、概ね議会勢力図に沿った結果。民主党からは唯一マンシン議員(ウェストバージニア州選出)が賛成票を投じた。

ウォール街の出身者が財務長官を務めるのは8年ぶり。

宣誓式に立ち会ったトランプ大統領は、ムニューチン氏は中間層の減税や、融資拡大・雇用創出につながる金融改革に取り組むほか、米国民の税金と経済的安定を守ると表明。不当に利益を得る者から米製造業の雇用も守る、と述べた。

ムニューチン氏は宣誓式で具体的な構想を示さなかったが、「新たな雇用を創出し、テロリストの活動や資金調達を阻止し、米国を再び偉大な国とするため、与えられた全権限を活用する」と決意を述べた。

ムニューチン氏は、就任早々難しい課題に直面することになる。来月15日には連邦債務の法定上限が復活。17日には20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、トランプ政権の貿易保護主義政策に厳しい批判が相次ぐ可能性がある。

ピーターソン国際経済研究所のエドウィン・トルーマン氏は「この政権が、国際金融協力から距離を置くのか不透明だ」と指摘した。

財務省とホワイトハウスは13日、トランプ大統領が近く国際問題担当の財務次官にデービッド・マルパス氏を指名するとの報道に関するコメントの求めに応じなかった。

トランプ氏の経済顧問を務めるマルパス氏は、経営破綻した米証券大手ベアー・スターンズの元エコノミストで、レーガン政権やジョージ・H・W・ブッシュ(父)政権で国際経済関連のポストに就いた経験もあり、国際問題担当の財務次官の有力候補とされている。

*内容を追加しました。

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