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防衛省集計の「米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表」の2016年10~12月分を入手

 防衛省集計の「米軍機の飛行に係る苦情等受付状況表」の2016年10~12月分を入手しました。この3か月間の苦情は、13県65件になります。

 内訳は、埼玉県9、群馬県9、栃木県2、長野県5、山梨県1、和歌山県2、島根県22、広島県2、徳島県1、愛媛県1、高知県1、大分県5、鹿児島県5です。

 米軍機戦闘訓練エリア(エリアH:群馬・長野、エリアQ:島根)、低空飛行訓練ルート(ブルールート:長野、オレンジルート:和歌山・徳島・高知、ブラウンルート:広島)、首都圏訓練エリア(群馬・埼玉・栃木・山梨)、謎の九州ルート(大分・鹿児島)などの苦情が多数寄せられています。

 埼玉県内で苦情の申し出があった地域が広がっています。この3か月間を見ると、米軍横田基地の滑走路の延長線上にあたる吉見町やときがわ町、東松山市とともに、横田基地から北東方面にあたるふじみ野市、県南部の川口市、県東部の春日部市にまで広がっています。

 実際の爆音被害の住民の訴えに比べて、防衛省の集計方法は苦情件数を過少にカウントしています。たとえば島根県では10月の苦情受付件数は9件ですが、実際に苦情を訴えた住民は31人、米軍機の飛行回数は32回になっています。同様に11月の苦情受付件数は12件に対して、苦情を訴えた住民は49人、米軍機の飛行回数は55回。12月は、1件、4人、7回です。防衛省側が苦情を丸めてカウントするために、苦情の実態と苦情集計件数に開きが生じています。

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