記事
- 2017年02月12日 10:00
投資をしよう!
少し前の日経に「個人投資家のナゼ 読めぬ株より住宅ローン」という興味深い記事がありました。多くの働き盛りの方は「住宅ローンを抱えているから投資なんてとっても、とっても」という相変わらずのスタンスです。
私の勝手な推測をここに付け加えるとすればようやくローンが終わり、はっと気がつけば定年間近。最初で最後の大きな「ごくろうさん手当」の退職金を「奥様から大事にしましょう」と言われたにもかかわらず、とんでもない「ばくち株」に手を出し、せっかくのお手当も水の泡、という落ちがつく話は珍しいことではありません。
私は不動産の仕事を26歳の時から始めました。そんな私がいうのもなんですが、苦労して稼いだ資金をつぎ込む持ち家の対象がいまだマンションである理由がよくわかりません。投資という観点なら戸建ての住宅が良いに決まっています。何故ならマンションの場合、土地の持ち分が余りにも少なく、その大半が償却資産の建物、そして築数十年後の維持管理、最終的には建て替えという大きなハードルが待ちかまえているのです。
マンションの購入代金は土地の代金に対して建物の建築代金相当が異様に膨らんでいるケースが多いはずです。それに対して戸建ての場合は都心近くなどなら土地に対して建物建築費がざっくり半分ぐらいでしょうか?つまり、時間がたてば戸建ての方が理論的投資価値が高くなります。
さて、そんな多くのサラリーマン氏が「投資はとても、とても」というもう一つの理由は「ろくな話が聞こえてこない」ということかと思います。確かに日本では儲からないイメージが強く、その上、投資はよくわからないからよくわからない投資信託に預けてみたらすごく損をしていた、あるいは手数料が高くて全然増えない、ということが起ってしまうのです。
ではアメリカの場合を考えてみます。私がカナダからアメリカの株式市場と日々対峙しているのはもちろん資金運用という業務もありますが、それ以上に着実にリターンが取りやすいからであります。
以前、アメリカのREITに旨みがあると申し上げました。基本的にスタンスは変わっていません。理由はREITそのものがどんどん成長して、配当額が増え続けるところが多いのです。その結果、REITの株価も上昇しキャピタルゲインと両狙いが可能なのです。私の会社ではアメリカのREITだけで7-8銘柄持っていますが、平均の配当は年10%を超えます。多いものですと16%もあります。また、キャピタルゲインを取れるREITとして私が投資をしている一つに「民間刑務所のREIT」なんていうのもあります。アメリカらしいと思います。
アメリカの場合、多くの国民が401Kなど個人がリスクを取って年金を運用します。その際、株式には個人の全資産の3分の1から4分の1程度を配分しているとされます。その際、株価が下落すると年金の基礎となる資産価値の下落を招くことになりアメリカが混乱してしまいます。
アメリカの多くの企業が短期的視点で経営しているといわれる一つが株価を高く維持し続ける必要性ですが、それは多くの場合、経営者が高額の報酬を取るから、と指摘されていますが市場に投資する多くのアメリカ人の資産を守るという観点がもっと大きいとも言えます。
日本では「投資」とか「マネー」という概念を教育の中に取り入れたことはありません。また、日本の投資環境がバブルの時代から完全に変わりましたので「何が何だかわからない」方がほとんどだと思います。一方、日本人が大好きな元本のリスクがない(絶対ないわけではないですが)銀行預金はゼロも同然です。しょうがないから普通預金で持っておこう、というのもどうなのでしょうか?
3月末は株式の配当の権利取りができます。年3-4%程度の配当をしている会社は多く、優良な会社を長期の貯金だと思って投資するのも一手でしょう。個人的に住宅は投資対象だとは思っていません。将来の安心を買っている生命保険のようなものですが、「住宅の満期返戻金」はあまり期待できません。言い方を変えれば日本の方は多くの稼ぎを「住宅取得の保険」に費やし、老後に「住むところがあってよかったね」というライフを過ごしているとも言えます。
これが良いか悪いかは個人の判断ですが、私はそれでは夢も希望もちょっと寂しいかな、と感じてしまいます。
では今日はこのぐらいで。
私の勝手な推測をここに付け加えるとすればようやくローンが終わり、はっと気がつけば定年間近。最初で最後の大きな「ごくろうさん手当」の退職金を「奥様から大事にしましょう」と言われたにもかかわらず、とんでもない「ばくち株」に手を出し、せっかくのお手当も水の泡、という落ちがつく話は珍しいことではありません。
私は不動産の仕事を26歳の時から始めました。そんな私がいうのもなんですが、苦労して稼いだ資金をつぎ込む持ち家の対象がいまだマンションである理由がよくわかりません。投資という観点なら戸建ての住宅が良いに決まっています。何故ならマンションの場合、土地の持ち分が余りにも少なく、その大半が償却資産の建物、そして築数十年後の維持管理、最終的には建て替えという大きなハードルが待ちかまえているのです。
マンションの購入代金は土地の代金に対して建物の建築代金相当が異様に膨らんでいるケースが多いはずです。それに対して戸建ての場合は都心近くなどなら土地に対して建物建築費がざっくり半分ぐらいでしょうか?つまり、時間がたてば戸建ての方が理論的投資価値が高くなります。
さて、そんな多くのサラリーマン氏が「投資はとても、とても」というもう一つの理由は「ろくな話が聞こえてこない」ということかと思います。確かに日本では儲からないイメージが強く、その上、投資はよくわからないからよくわからない投資信託に預けてみたらすごく損をしていた、あるいは手数料が高くて全然増えない、ということが起ってしまうのです。
ではアメリカの場合を考えてみます。私がカナダからアメリカの株式市場と日々対峙しているのはもちろん資金運用という業務もありますが、それ以上に着実にリターンが取りやすいからであります。
以前、アメリカのREITに旨みがあると申し上げました。基本的にスタンスは変わっていません。理由はREITそのものがどんどん成長して、配当額が増え続けるところが多いのです。その結果、REITの株価も上昇しキャピタルゲインと両狙いが可能なのです。私の会社ではアメリカのREITだけで7-8銘柄持っていますが、平均の配当は年10%を超えます。多いものですと16%もあります。また、キャピタルゲインを取れるREITとして私が投資をしている一つに「民間刑務所のREIT」なんていうのもあります。アメリカらしいと思います。
アメリカの場合、多くの国民が401Kなど個人がリスクを取って年金を運用します。その際、株式には個人の全資産の3分の1から4分の1程度を配分しているとされます。その際、株価が下落すると年金の基礎となる資産価値の下落を招くことになりアメリカが混乱してしまいます。
アメリカの多くの企業が短期的視点で経営しているといわれる一つが株価を高く維持し続ける必要性ですが、それは多くの場合、経営者が高額の報酬を取るから、と指摘されていますが市場に投資する多くのアメリカ人の資産を守るという観点がもっと大きいとも言えます。
日本では「投資」とか「マネー」という概念を教育の中に取り入れたことはありません。また、日本の投資環境がバブルの時代から完全に変わりましたので「何が何だかわからない」方がほとんどだと思います。一方、日本人が大好きな元本のリスクがない(絶対ないわけではないですが)銀行預金はゼロも同然です。しょうがないから普通預金で持っておこう、というのもどうなのでしょうか?
3月末は株式の配当の権利取りができます。年3-4%程度の配当をしている会社は多く、優良な会社を長期の貯金だと思って投資するのも一手でしょう。個人的に住宅は投資対象だとは思っていません。将来の安心を買っている生命保険のようなものですが、「住宅の満期返戻金」はあまり期待できません。言い方を変えれば日本の方は多くの稼ぎを「住宅取得の保険」に費やし、老後に「住むところがあってよかったね」というライフを過ごしているとも言えます。
これが良いか悪いかは個人の判断ですが、私はそれでは夢も希望もちょっと寂しいかな、と感じてしまいます。
では今日はこのぐらいで。



