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ギリシャ、債権団との合意楽観 懸念再燃で国債利回りは急上昇

[ブリュッセル 9日 ロイター] - ギリシャの閣僚は9日、国際債権団が支援策の条件となる改革を承認すると楽観しているとの立場を示した。一方、ギリシャがユーロ圏を離脱せざるを得ないとの見方を示唆しているとして、ドイツを批判した。

金融市場では、ギリシャを巡る懸念が再燃しており、2年債<GR2YT=RR>利回りは昨年6月以来の水準となる10.09%に上昇した。

20日に開催されるユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で合意した改革案の完了が承認されない限り、ギリシャへの次回融資は実施されない。ギリシャは7月に債務返済を控えており、追加の資金支援がなければ財政が行き詰まる。

さらに20日以降は、3─9月にかけてオランダ、フランス、ドイツで選挙が相次ぐため、合意は困難さを増す。

カトロガロス外相代行(欧州連合担当)は記者団に対し「20日のユーログループまでに合意が得られると楽観している」とし、「また債務が持続可能と判断されるのに必要な措置が合意に含まれることを望む」と述べた。

ギリシャ債務の持続可能性は、国際通貨基金(IMF)が支援に参加する上で重要な要素となる。

カトロガロス氏はまた、国内総生産(GDP)比3.5%のプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字を来年達成し、その後も10年維持するようドイツが求めていることは、「不可能なことを要求するようなもの」と述べた。

その上で「ショイブレ独財務相は2012年、そして15年にもギリシャのユーロ圏離脱(グレグジット)の可能性に言及した。現在は公には口にしないが、ショイブレ氏の考えはグレグジットだ」と指摘。その上で「ギリシャ国民だけでなく、欧州にとっても極めて無責任」と批判した。

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