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GACKTさんに苦言。税関職員は笑顔じゃあ、やってられません

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ミュージシャンのGACKTさんが海外から日本に帰国した際「税関職員の態度が悪かった」とブログに書いて苦言を呈しています。
その場にいたわけではありませんから詳細はわかりませんが、あいさつができない職員がいたり、どう見ても自分より目下・年下の職員から年上に対する態度ではない扱いを受けたということです。

私も仕事やプライベートで40ヶ国以上に行っていますが、渡航先の税関職員がニコニコと素晴らしい態度だったことは寡聞にして知りません。
今回の一件は「税関職員の役割って何なんだろう?」と考えると結構、合点が行きます。

税関は日本人帰国者のみならず海外から来る外国人の水際における最後の砦です。
例えば
麻薬などの違法薬物
販売目的で海外では認められていても日本では認められてない薬
持ち込み制限以上の現金
不正利用目的の偽造クレジットカード
など、犯罪の温床になるものの流入を最後に食い止める場所です。
ですから”ニコニコ大作戦”?実行中なら話は別ですし、態度を悪くすべきとまでは言いませんが、客観・中立的に眼光鋭く相手を見抜く必要があります。
ほとんどの人が違法行為をしていない(と思います)が、全員「何かやっているに違いない」というくらいの姿勢でないと見抜けないでしょう。

また英語で二人称(相手)は「You」一つですしその後のフレーズも年齢に関係なく同じですが、日本語は年上か年下で言葉を使い分ける必要もあるわけです。

税関ではありませんが、海外に出国する際の手荷物検査は日本に比べてアメリカやヨーロッパの国では面倒なことが多くあります。
「靴を脱げ」「ベルトを外せ」「金属物が無くてもポケットの中身を全部出せ」と言われ、煩わしい思いをします。
横浜市長時代には米国ロサンゼルス空港で何百人に一人の”当たりくじ”を引いてしまって、何の疑いもない(はずな)のに別室に案内されてほとんど裸同然に調べられたことがありました。
しかしこれをアメリカやヨーロッパの友人に尋ねると「しょうがない」と諦め顔です。
「彼らは私たちの安全を守ってくれてるから時間がかかるのも煩わしいのもしょうがないよね」という割り切りでした。

海外からの渡航者数が増える一方、税関職員の増員はありませんので、なかなか大変な職場環境でしょう。
このような状況で入国者の表情・態度・振る舞いから荷物の中身を推測しなければなりませんから、ニコニコするのは難しく、時にはコワモテ(強面)が必要な職務なのでしょう。


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