記事

トランプ大統領の新しさとなつかしさ

トランプ大統領が就任して世間を騒がせている。トランプ大統領に関して、僕が漠然と感じていたのが「新しさ」と「なつかしさ」。

まず、「新しさ」について。

トランプ大統領が政治家らしくないと思えて仕方ない。やっていることが政治家っぽく見えない。そこが新鮮。最近なぜそう見えないのかやっとわかった。ちょっといいにくいことであるのだが、トランプ大統領は選挙の時にやると言ったことを当選後も全てやろうとしている。ここなのだ。

選挙の時はそれらしきことを言うけれど、実際当選してみたら「なかなか思ったようにはいかない」、と言い訳するのが政治家の姿のイメージだとしたら、トランプ大統領はそれとは違う。

そこが「新しさ」なのではないだろうか。

では「なつかしさ」とは。

トランプ政権は要するに「鳩山政権」なのだ。

あの民主党鳩山政権が誕生した時、確かに高揚感はあったが、くり出す政策がはあ?というものが多く、しかもしょっちゅう変更されて、当時僕は佐賀県知事だったが政府から打ち出されるコメントをにわかに信じることができなかった。

今のトランプ政権も次から次に大統領令を出しているが、裁判所でこれだけ否定されているのは、政権内部での事前の検討が足りないからだと思う。

両方の政権に共通なのは、政務調査会の不在、だと思う。

もちろん米国は大統領制だからわが国とは異なるが、日本の民主党政権は政権を取った後、党の政務調査会を廃止し、政策決定をすべて政府に一元化しようとした。と言いつつも実際にはそうならず党の実力者が実権を持つ構造になってしまい、とうとう政府の間での政策調整が機能しないと言う現象が起きていた。

高速道路無料化問題などがその典型だ。

両方の政権に共通のもう一つの要素は官僚機構を使えてないことだと思う。専門家集団をうまく使わずして政権運営はできないという事は日米共通なのではないだろうか。

ふるかわ 拝

あわせて読みたい

「ドナルド・トランプ」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    在日ドイツ人監督が見た「アフター『ザ・コーヴ』」和歌山県太地町のイルカ漁の今

    木下拓海

    04月12日 08:07

  2. 2

    「リモートワークはサボっているのと一緒」「会食を中止しない経営者」コロナで退職を決意した人々

    キャリコネニュース

    04月12日 09:16

  3. 3

    メガソーラーが自然環境を破壊する?

    船田元

    04月12日 15:53

  4. 4

    <NHK『クローズアップ現代』TBS『あさチャン!』終了>全ての報道情報番組は権力の外に立て

    メディアゴン

    04月12日 08:39

  5. 5

    コロナ禍で「貧困」「困窮」「生活苦」のテレビ報道が急増!だが生活保護は…?

    水島宏明

    04月11日 15:34

  6. 6

    「これさえあれば何も怖くない」新たなスタートを切った加藤浩次、現在の心境を語る

    ABEMA TIMES

    04月12日 08:45

  7. 7

    コロナ禍で難しくなった株式投資

    ヒロ

    04月12日 11:13

  8. 8

    歴史問題持ち出し言いたい放題の中国 反論できない日本政府

    NEWSポストセブン

    04月12日 09:36

  9. 9

    山下達郎が初めて語った戦友・村上“ポンタ”秀一

    文春オンライン

    04月11日 14:51

  10. 10

    日本学術会議問題 会員の任命拒否と組織のあり方の議論は別

    小宮山洋子

    04月11日 18:36

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。