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バハレンの首都での爆発事件

アラビア語メディアは、バハレン内務省が4日夕、そのネットでマナマ(首都)で爆発事件があったが、付近の複数の車に損傷があっただけで、人名等の損失はなかったと発表したと報じています。

さらに、この事件は1月30日に将校が首都の西で射殺されて事件から1週間もたっていない時に起きたが、1月にはそのほかパトロール中の兵士1名の銃撃による負傷、および中央刑務所に対する5名のテロリストの襲撃で、警官2名の死亡等の事件が起きているとも報じています。

http://www.alquds.co.uk/?p=669859
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2017/2/4/داخلية-البحرين-تفجير-إرهابي-بالمنامة-دون-إصابات

バハレンは、住民の多数派がシーア派であるのに対して、王家等支配層がスンニ派で、前から騒擾や抗議等が起こるところ(確か2013年だったかには、バハレンの騒擾が大規模化し、サウディが中心になったGCCの「湾岸の盾」部隊が送られて、平静を取り戻したこともあった)ですが、さらにはイランが昔からその領有権を主張していて(これは革命前のシャーの時代からだが、今でもその主張は取り下げていないと思う)、バハレン政府のみならず、サウディ等も常にイランの情報機関や革命防衛隊がテロリストを訓練支援し、送り込んでいると主張してきています。

この1月に入ってからの、バハレンでの不穏な動きが、トランプ政権とイランの緊張と対立に関係しているのか否かは全く不明ですが、今後両国関係がさらに緊張する場合には(おそらく大いにありうると思います)、その余波はバハレンにも及ぶものと考えておいたほうが良いので、とりあえず報告しておきます。

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