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大阪維新の会は大阪を潰す

 大阪府知事橋下徹氏は、今般、実施される大阪市長選挙に知事を辞職して立候補するそうです。
 
 もちろん、そうなると大阪府知事は不在になりますから、大阪府知事選挙も行われることになります。
 
 最近もこのような手法を用いた人がいました。名古屋の河村たかし氏です。
 
 このときは市議選も同時に行われましたが、このようなやり方は、選挙をムード化し、マスコミによる関心を引き、マスコミが煽りたてる、それによって政治的に無関心層までも巻き込み、圧勝を狙うというものです。
 
 このような選挙には理念がありません。強権政治を狙う橋下氏と、それをあおるマスコミによる自作自演のイメージ選挙です。
 
 もちろん、マスコミは単におもしろがって煽りたてているわけではありません。
 
 大阪府知事橋下氏が実現しようとしているのは、強権による弱者切り捨て、そして、新自由主義的立場からの企業が活動しやすくするための自治体の効率化です。
 
 橋下氏による公務員改革は、免職までも含むものですが、これは君が代起立条例と同様、抵抗するものは免職するというものであり、強権政治を合法化しようとするものです。
 
 マスコミは、このような橋下氏の政策を後押ししようとしているのです。
 
 大阪は、日本全体の中では、いまだ関西圏においては経済の中心都市です。
 
 とはいえ、大阪市では生活保護受給者が極めて多くなっていますが、橋下氏は、これが財政を圧迫していると批判し、この切り捨てこそが大阪の活性化のだというものです。
 
 橋下氏が大阪市長になれば、これらの層を切り捨てます。
 
 橋下氏が「改革」とか「大阪都構想」なるものを主張し、それがあたかも、現状を変えてくれるという幻想を頂くと、とんでもないことになります。
 
 公務員叩きも、公務員以外の労働者の首を絞める結果になることは目に見えています。安定した公務員に対する世間のねたみ心を悪用し、そのような感情を煽りたてることで、自らの支持を得ようとするのですが、そのようなデマ宣伝にのせられてはなりません。
 
 橋下氏の政策は、大阪を破滅に導くだけです。一時的に企業が活性化することがあるかもしれませんが、長くは続きません。住民を切り捨てて企業だけが栄えるなど、あり得ないことです。

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