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英語の煌めき

 英語は中学から始めたから、さいしょは全てが眩しかった。

 今でこそ、Miss Green is an English teacher.などいう文を、くだらない、などとぶつぶつ言っているが、当時の私がそんなことを考えていたわけではない。

 「三単現のS」などを習った時には、ヘエーと思った。studyなどは、yがiesになるという。何でだよ、と、いちいち反応していた。

 初学者というのはもちろんヘタクソなのだけれども、一方、逆説的に、「英語の煌めき」とでもいうべきものは、いちばん全身に浴びているのではないかと思う。

 15歳で初めてカナダに行ったときもまだまだもたもたしていて、I didn't went to the park。などと言っていた。間違っているとはわかっていても、つい口走りながら、すでにもう「あー」と思っているのである。

 ピアノの、ミスタッチのようなものだろうか。

 そうしたら、面白いことに、ホストファミリーのJim(もちろんネイティヴ・スピーカ−)に、移ってしまって、時折Ken didn't went to the parkなどと口走っていた。

 Jim、ゆったりと笑っていて、楽しそうだったなあ。

 だから、初学者のよたよたの英語は、かえって「英語の煌めき」があって、まぶしいものだと思う。
 まぶしい人たち、がんばれ。

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