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ブレグジット後、ノルウェーなどとの関係「優先」=EU交渉担当

[オスロ 25日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)でEU側の交渉担当者を務めるミシェル・バルニエ氏(フランス元外相)は25日、ブレグジット後には、EUのパートナーで欧州経済領域(EEA)の加盟国であるノルウェーやアイスランド、リヒテンシュタインの利益を「優先」する方針を改めて示した。

これらEEA加盟の3カ国はEUのメンバーではないが、EUが定める規則に基づき、5億人の人口を抱えるEU市場内で人、モノ、サービス、資本の移動の自由が認められている。

バルニエ氏はノルウェーのソルベルグ首相と会談後、報道陣に対して「EUとの最善の関係はEU加盟国にとどまること、それに次ぐのはEEAの加盟国であることだ」と述べた。

ブレグジットに対するEUの対応計画を説明するため欧州各地を回っているバルニエ氏は「EEA協定を守ることも、われわれの優先事項になる」と述べた。

英国のメイ首相は先週の演説で、英国はEU離脱に伴って欧州単一市場からも脱退すると表明。ノルウェーがEUと結んでいるような関係を選択することを拒否した。

バルニエ氏は「EUと密接な関係にある第3国であるノルウェーや同じくEEAの加盟国のアイスランド、リヒテンシュタインの利益を考慮する」と述べた。

ノルウェーの場合、英国と最も深い関係にあると自認することが多かった。両国とも北海の沖合いで原油や天然ガスを産出しており、ノルウェーの有権者らは国民投票でEU加盟を2回「却下」している。

英国はEU離脱交渉を今年3月末までに開始することを想定しており、バルニエ氏は先月、2018年10月までに英国の離脱後に関する協定の交渉を終える考えを示した。これについてバルニエ氏は時間はあまりないと述べた。

英最高裁は24日、ブレグジットの交渉を開始する前に議会の承認が必要とする判断を下した。議会にはメイ首相の計画を修正する機会が与えられたことになる。

メイ首相は、英国との貿易協定を早急に締結することを望んでいるトランプ米大統領と会談するために米国訪問を予定しているが、これについてバルニエ氏はコメントを避けた。「話し合いをしようとしている国をどうやって止めることができるのか」と述べ、英国は今後もEUの貿易政策にとって重要な位置を占めることを示唆した。

米国のオバマ前大統領は昨年、英国がEUから離脱すれば、欧州方面との貿易協定に関する交渉で英国は後回しとなると述べた。

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