記事

大量のイエローケーキ(ウラン精鉱)が砂漠の倉庫に、IAEAは無力 リビア(30)

リンク先を見る

リビアの反カダフィ派の部隊はこのほど、リビア南部サハラ砂漠の都市サブハ Sabha近郊で放射性物質とみられる物が貯蔵されている軍事施設を発見した。この施設には2つの倉庫があり、「放射性」と書かれたテープが貼られた青い容器と黄色い粉の入ったビニール袋が大量に貯蔵されている。国際原子力機関(IAEA)は2004年、サブハにイエローケーキ(ウラン精鉱)の貯蔵所があることを確認している。その後、カダフィ政権は核開発計画を放棄していた。

リンク先を見る

元IAEAの査察官で、現在は、米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)の所長を務めるデービッド・オルブライト氏は、放射性物質がろくな警備もされず放置されていたことに懸念を表明した。テロリストや核兵器の開発計画を持つ国家の手に渡る恐れがあるからだ。所長は「IAEAは早急に現地に赴き、紛失した放射性物質がないか確認する必要がある」と指摘した。カダフィ大佐支持派の拠点だったサブハは反カダフィ派によって2011年9月21日制圧された。現在、反カダフィ派の数十人の軽武装の兵士が貯蔵施設の警護を行っている。以上は2011年9月23日のCNNからの抜粋で、9月28日、アルジャジーラでも報道され、そこで映像も公開された。

リンク先を見る

場所はトリポリから800キロ南で砂漠の中の倉庫に、約1万本のドラム缶に入った核原料にもなる放射性物質がほとんど放置され、今は新政権側が監視している。これらは、リビアの核開発のナゴリだが、前後の流れを見れば、2003年12月19日:リビア、すべての化学・生物・核兵器を放棄と発表、2003年12月20日:核関連計画の査察計画についてウイーンでIAEAと交渉開始、2004年1月6日:化学兵器禁止条約(CWC)加盟、2004年1月19日:包括的核実験禁止条約(CTBT)批准、2004年3月10 日:IAEAとの保障措置協定の追加議定書に調印 参照記事

リンク先を見る


国際原子力機関のIAEAは「核の番人」とも言われるが、いくら色んな約定を取り交わしても、これでは何の機能も果していないと言えるのではないか?大量のサハラ砂漠のイエローケーキが爆撃でも受ければ、アフリカの人や自然に危険なのは容易に想像が付く。世界規模の核の管理が、早急に望まれる。リビア戦争関連過去ブログ:リビアと英国、日本、中国の関係(28)

2011年9月28日:すでに2週間攻撃しているシルトはまだ陥落せず、28日、郊外のシルト空港を制圧したとニュースが流れた。戦略的には重要だ。映像で見れるように、NATOの空爆、陸上の戦車、ロケット砲攻撃でもシルトのカダフィ軍の狙撃は衰えていないという。国連や救済機関は、シルト内部の食料不足による住民の二次災害を懸念している。

カダフィ大佐に消息は不明だが、西部アルジェリア国境に近いガダミスGhadamis near the Algerianに潜伏し、サハラの遊牧民トゥワレグ族Tuareg tribesmen,に庇護されているとも言われている。

トピックス

ランキング

  1. 1

    エロい胸元 選挙ポスターが物議

    田野幸伸

  2. 2

    富岳 南海トラフ地震も予測可能

    SmartFLASH

  3. 3

    感染拡大要警戒 不安煽ると指摘

    内藤忍

  4. 4

    日本は中国批判を止め自衛せよ

    日本財団

  5. 5

    上沼番組の梶原卒業はパワハラか

    NEWSポストセブン

  6. 6

    紗倉まな コロナで親子関係改善

    村上 隆則

  7. 7

    北海道のコロナ対応に疑問相次ぐ

    畠山和也

  8. 8

    ほぼ意味を為さない東京アラート

    自由人

  9. 9

    東京の感染者100人超に慌てるな

    ABEMA TIMES

  10. 10

    籠池発言報じぬメディアの不都合

    名月論

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。