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ドル下落、トランプ政権への懸念から売られる=NY市場

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して下落した。トランプ新大統領が就任演説で保護主義的な姿勢を前面に出したことや、全米で大規模な抗議デモが起きていることなどから新政権に対する懸念が広がり、ドルの重しとなっている。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は一時7週間ぶりの水準まで下げ、終盤は0.6%安で取引された。同指数は、昨年11月の米大統領選から昨年末にかけて4.2%上昇していたが、その後2.5%以上、押し戻されている。

一方、比較的安全な資産とされる円には資金が流れ込み、円はドルに対し2営業日続伸。ドル/円<JPY=>は終盤1.4%安となり、ここ2週間余りで最も大幅な下落となった。円は年初以来、対ドルで約3%上昇している。

サクソ・バンクの通貨戦略責任者、ジョン・ハーディ氏は「トランプ氏の極めて攻撃的で、保護主義者的な面が強調されたスピーチを受けて不安感が広がっている」と指摘。トランプ氏の考え方の中にはドル高を後押しするものもあるが、最近の為替政策に関する発言や中国の為替政策に対する批判が、「トランプ氏が他国を脅してドル安に誘導しようとするのではないかといった考えを抱かせることが懸念される」と述べた。

この日は英ポンドも大きく上昇。英最高裁判所が24日に、英国の欧州連合(EU)離脱手続きの開始には議会承認が必要との判断を示すとの見方から買われた。ポンド/ドル<GBP=D4>は一時、1.2506ドルをつけ、昨年12月16日以来の高値まで上昇した。ポンドは対ユーロ<GBPEUR=>でも2週間ぶりの高値水準まで上昇した。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.5%高。ユーロはドルに対し、ここ9営業日のうち7営業日で上昇している。

ドル/円 NY終値 112.68/112.72

始値 113.67

高値 114.05

安値 112.70

ユーロ/ドル NY終値 1.0761/1.0769

始値 1.0727

高値 1.0769

安値 1.0707

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