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ソーシャルワーカー 医療者の強制 能力が低いとかえってトラブル

医療、介護の現場においてソーシャルワーカーはとても大切です。しかしここに書いてあるように人数も足りなく質にも問題があります。少し腹が立った事案があったため書きます。

インテリジェンスの高いご高齢の患者さんが施設に入られました。そこは医療サービースを受けることが可能な施設でとても良い施設だと思われていたのですが、その方は周りとの人間関係がうまく構築できず、徐々にうつのような症状を呈されていました。

そんな中、むしろ医師に攻撃的ですらあるぐらい元気wだったその方が、「自分はここにふさわしくない」、「周りがおかしい」、「こんなとこに居たくない」、「でも仕方ない」と外来で愚痴を言う機会が増えてきました。少なくとも認知の症状は出ていないと判断していたのでお話を聞きながら励ましていました。(医者の前では正常に見えることが多いんですよね)

そうこうしていたら、その方が入院されたと連絡がありました。施設から「あまりに認知症状が強いので退去してください」という言葉をかけられたのも如何なものかと思いますが、入院の過程で聞いたソーシャルワーカーの言葉に憤慨しました。

「こんなにおかしくなっているのに家族のあなたは気づかなかったのですか?」

家族に向けられた言葉です。まあ、医療介入が遅かった施設の人間に対して言うのならまだしも、疲れている家族に言う?あなたはそんなに偉いの?認知症状の暴言含めたBPSDをあなたは100%コントロールできるの?今後も面倒を見ていく家族をさらに疲れさせて何かいいことあるの?そして一番大事なこと、今後のフォローにその言葉は役立つ?

親族を守って当たり前ということの価値観は時に強制を生み出します。そして医療者はその強制をする権利があると勘違いしてしまいます。この言葉は家族に今後の介護を疲れさせるだけにしかなりません。そして医療者と患者と家族がおかしくなってしまうのもまさにこの点です。

学問として正しいのであれば、医療における強制はある程度仕方ない部分があります。ただ間違った知識、つまり能力が低い医療者の強制はその妥当性もなく敵対しか生みません。状況が大変なのは理解はしていますが、最低なことだけは避けて欲しいと思っています。

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