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- 2011年09月01日 02:47
戦火のリビアで名誉殺人 父親が娘3人殺害
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今年2011年5〜6月、トリポリ東部の港湾都市ミスラタMisrataで、カダフィ軍と反政府軍が攻防を繰り返していたとき、カダフィ軍が市民に対し広範囲に殺人、暴行、拷問、強姦、連行、消滅(行方不明)を行ったとアメリカの人権グループが告発している。この事実は人権保護の医師団グループ(Physicians for Human Rights group:PHR)により「戦争犯罪の証言、リビア ミスラタからの証拠"Witness to War Crimes: Evidence from Misrata, Libya,"」と言うレポートに、住民の証言を含めまとめられた。
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また、このグループは、リビアの新政権である国民評議会が、この犯罪実行者の起訴に向け行動すべきだと提言し、ミスラタでは、反政府軍による戦争犯罪の証拠も見受けられるが、カダフィ軍のような広範囲で組織的な市民に対する戦争犯罪の例はかつてないものだと語っている。参照記事 写真:空爆されたミスラタ
すでにミスラタ郊外では、市民がカダフィ軍に虐殺され、集団埋葬された事実が確認されている。以下に書く事実は、そのレポートに書かれた、ミスラタで起きた悲劇にひとつだ。
15歳、17歳、18歳の娘がカダフィ軍に強姦された事で、父親が自ら娘たちののどを切って処刑したと言うもので、イスラム圏ではよく起きる、一族が侮辱された事に対する「名誉殺人‘honour killings’」といわれるものだ。同時に証言から確認された事実としては
* カダフィ軍は市民を攻撃の「盾」に使った
* Nato軍の空からの攻撃を避けるため、戦車に子供を止まらせた(恐らく縛り付けた)
* 強姦は、それで死に至ろうと戦争の手段として行われた
これらの犯罪は、米国ボストンの人権グループPHRにより、ミスラタが反政府側に包囲された際に市内の広範囲で行われたことが確認されている。レポートでは、Natoの空爆から武器庫を守るため、107人の市民が武器庫周辺で「人間の盾」として利用されたと記録している。
カダフィ軍は、市内の小学校を市民の監禁に使い、又そこを未成年者を含む女性の強姦場所に使い、その被害者には14歳の女性も混じっていた。彼らはその行為をシステム的に行うために、バイアグラなど性欲亢進材を使用していた。
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カダフィ軍から押収した記録から、軍は市民の食料を略奪し、餓死させることが命令されていたと判明している。グループはNATO北大西洋諸国連合に対し、反政府側支援のため広範囲に大量に行われたNato連合軍による空爆に対しても、その犯罪性を検証すべきだとしている。写真上:市民の葬儀 下:仮の刑務所で過ごすカダフィ軍捕虜 ミスラタで。新政権による裁判が待ち受けている 参照記事
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以上は如何にカダフィ軍が非道の限りを行ったかを伝えているが、開放を謳う反政府側もまた暴行、略奪、処刑を繰り返している。今日8月31日、国民評議会は反政府軍へ武器の返納を呼びかけているが、そう簡単には帰さないだろう。一度武器を持って超人を味わった者はそれを手放さない。国民評議会の大仕事は、共に戦った仲間であろうが、無法者は処罰しなければならないという面倒な仕事だ。開放を喜ぶ中には密かにカダフィ復帰を狙うものもいる。トリポリ開放の数日前まで、市民数十万人が、同じ場所でカダフィの緑の旗を振っていた現実がある。反政府側には、アルカイーダという、リビアにイスラム原理主義教国を望むものもいる。Natoの爆撃で家族を亡くし、欧米を恨むものもいる。そして当然、カダフィ残党を憎む大勢の女性もいるだろう。リビアはまだまだ前途多難で、何よりもカダフィ自身の行方はまだつかめていない。
参考YOUTUBE:NATO誤爆を告発する映像 YOUTUBE:反政府軍による虐殺現場ミスラタ近郊 YOUTUBE:ミスラタ2011年4月の銃撃戦、 ミスラタ制圧後東部ズリタンへ侵攻する。 YOUTUBE:4月制圧直後のミスラタ市内 YOUTUBE:6月GALAA、カダフィ側の狙撃に釘付けの反政府側、銃弾の飛び交う音が聞こえる YOUTUBE:自前の武器を作る反政府軍
今年2011年5〜6月、トリポリ東部の港湾都市ミスラタMisrataで、カダフィ軍と反政府軍が攻防を繰り返していたとき、カダフィ軍が市民に対し広範囲に殺人、暴行、拷問、強姦、連行、消滅(行方不明)を行ったとアメリカの人権グループが告発している。この事実は人権保護の医師団グループ(Physicians for Human Rights group:PHR)により「戦争犯罪の証言、リビア ミスラタからの証拠"Witness to War Crimes: Evidence from Misrata, Libya,"」と言うレポートに、住民の証言を含めまとめられた。
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また、このグループは、リビアの新政権である国民評議会が、この犯罪実行者の起訴に向け行動すべきだと提言し、ミスラタでは、反政府軍による戦争犯罪の証拠も見受けられるが、カダフィ軍のような広範囲で組織的な市民に対する戦争犯罪の例はかつてないものだと語っている。参照記事 写真:空爆されたミスラタ
すでにミスラタ郊外では、市民がカダフィ軍に虐殺され、集団埋葬された事実が確認されている。以下に書く事実は、そのレポートに書かれた、ミスラタで起きた悲劇にひとつだ。
15歳、17歳、18歳の娘がカダフィ軍に強姦された事で、父親が自ら娘たちののどを切って処刑したと言うもので、イスラム圏ではよく起きる、一族が侮辱された事に対する「名誉殺人‘honour killings’」といわれるものだ。同時に証言から確認された事実としては
* カダフィ軍は市民を攻撃の「盾」に使った
* Nato軍の空からの攻撃を避けるため、戦車に子供を止まらせた(恐らく縛り付けた)
* 強姦は、それで死に至ろうと戦争の手段として行われた
これらの犯罪は、米国ボストンの人権グループPHRにより、ミスラタが反政府側に包囲された際に市内の広範囲で行われたことが確認されている。レポートでは、Natoの空爆から武器庫を守るため、107人の市民が武器庫周辺で「人間の盾」として利用されたと記録している。
カダフィ軍は、市内の小学校を市民の監禁に使い、又そこを未成年者を含む女性の強姦場所に使い、その被害者には14歳の女性も混じっていた。彼らはその行為をシステム的に行うために、バイアグラなど性欲亢進材を使用していた。
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カダフィ軍から押収した記録から、軍は市民の食料を略奪し、餓死させることが命令されていたと判明している。グループはNATO北大西洋諸国連合に対し、反政府側支援のため広範囲に大量に行われたNato連合軍による空爆に対しても、その犯罪性を検証すべきだとしている。写真上:市民の葬儀 下:仮の刑務所で過ごすカダフィ軍捕虜 ミスラタで。新政権による裁判が待ち受けている 参照記事
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以上は如何にカダフィ軍が非道の限りを行ったかを伝えているが、開放を謳う反政府側もまた暴行、略奪、処刑を繰り返している。今日8月31日、国民評議会は反政府軍へ武器の返納を呼びかけているが、そう簡単には帰さないだろう。一度武器を持って超人を味わった者はそれを手放さない。国民評議会の大仕事は、共に戦った仲間であろうが、無法者は処罰しなければならないという面倒な仕事だ。開放を喜ぶ中には密かにカダフィ復帰を狙うものもいる。トリポリ開放の数日前まで、市民数十万人が、同じ場所でカダフィの緑の旗を振っていた現実がある。反政府側には、アルカイーダという、リビアにイスラム原理主義教国を望むものもいる。Natoの爆撃で家族を亡くし、欧米を恨むものもいる。そして当然、カダフィ残党を憎む大勢の女性もいるだろう。リビアはまだまだ前途多難で、何よりもカダフィ自身の行方はまだつかめていない。
参考YOUTUBE:NATO誤爆を告発する映像 YOUTUBE:反政府軍による虐殺現場ミスラタ近郊 YOUTUBE:ミスラタ2011年4月の銃撃戦、 ミスラタ制圧後東部ズリタンへ侵攻する。 YOUTUBE:4月制圧直後のミスラタ市内 YOUTUBE:6月GALAA、カダフィ側の狙撃に釘付けの反政府側、銃弾の飛び交う音が聞こえる YOUTUBE:自前の武器を作る反政府軍
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