記事
- 2017年01月19日 10:15
カロリー制限は長寿を生み出す?本当微妙なデータ
朝日新聞記事(カロリー制限、やっぱり長寿に効果 論争に終止符か)です。すごいインパクトのある内容なのに、Nature CommunicationsでNatureじゃない。(レベルが少し低いということです)なぜだろうと思いながら読んでみました。
日本語解説、そして原文です。
朝日新聞で書かれているように
また若い時にカロリー制限の群はコントロール群よりむしろ早期に死亡しているようにすら見えます。これも若い頃は好きに食べた方が良いということでしょうか。
サルという高度な実験動物を使った医学のデータなんて本当こんな微妙なものです。環境、個体によって変わるのです。だからこそ人間はもっと複雑です。マウスでどんないい結果が出ても簡単に当てはめてはいけないのです。
わかったことをまとめます。
年をとったら少しカロリー制限を。特に男性は!
また若い頃は食事をあまり気にしなくていいが、過剰に太らない程度に!
日本語解説、そして原文です。
>今回、この2つの研究を行った研究グループが一堂に会して、2つのデータを再解析し、カロリー制限がアカゲザルの健康と生存年数の両方に有益な効果をもたらすというコンセンサスを確立した。今までのデータの再解釈記事。2つの結論が異なっていたデータを合わせることで、カロリー制限は悪くないという一つの結論を導き出したというものです。つまりそれだけ元データはどちらにでも解釈される微妙なものだということになります。
朝日新聞で書かれているように
>若年でカロリー制限を始めた場合は寿命が延びる効果はみられなかったが、中高年で始めた場合は効果がみられ、特にオスは平均寿命の推計が全体よりも9歳ほど長い約35歳だったという。カロリー制限を開始する年齢で効果が違うという微妙さ。若年者は普段の動きが激しいからすきなだけ食べさせても後半の生命延長には関係ないということでしょうか。いやカロリー制限の生命延長効果より食べさせないことに伴うストレス?によって早期の死亡が多くなるということでしょうか。
>今回の再解析では、適度のカロリー制限は有効だが、それ以上に食物摂取量を減らしてもアカゲザルにとってのメリットが増えないことも示唆されている。実は本文のカプランマイヤー曲線(寿命を表すグラフ)において、好きなだけ食べていい群とカロリー制限の群がメスにおいてクロスしています。これは、MDSのビダーザ治療の時と同じで、介入したカロリー制限群で早期に死亡するサルが多いことを示しています。早期死亡を乗り越えられれば長寿になるんですが、これはとても微妙な内容です。
また若い時にカロリー制限の群はコントロール群よりむしろ早期に死亡しているようにすら見えます。これも若い頃は好きに食べた方が良いということでしょうか。
サルという高度な実験動物を使った医学のデータなんて本当こんな微妙なものです。環境、個体によって変わるのです。だからこそ人間はもっと複雑です。マウスでどんないい結果が出ても簡単に当てはめてはいけないのです。
わかったことをまとめます。
年をとったら少しカロリー制限を。特に男性は!
また若い頃は食事をあまり気にしなくていいが、過剰に太らない程度に!



