記事

事件捜査の報道にはもっと慎重さが欲しい

講談社編集次長の朴容疑者について、TVなどマスコミ報道はどうみても過剰ではないか?

特に、本人が否認している段階なのに、連日の報道は容疑事実を前提にしてプライバシーをあれこれ詮索する内容ばかり。容疑者が当局に拘束されている間なら何を言っても構わないというものではなかろう。

捜査はあくまで「疑い」の段階に過ぎない。犯人の特定に結びつくかどうかも分からない本人周辺の情報を何のために垂れ流しているのだろう?また、仮に犯人だったとしても犯罪事実と直接関係ない本人の出生や家庭内の事情を世間にぶちまける行為は下劣である。

逮捕されるということは「公的な」疑いが掛けられている訳だから、これをあからさまに無視することは適切ではない。同時に、現段階では疑いに過ぎない容疑を、マスコミの力で断罪してしまうのは承服しがたい。

訳の分からない事件でも、犯人や理由を決め打ちし過ぎるのは危険である。真相は私にも分からないが、ASKAさんの薬物容疑が不起訴になった際に殆どのマスコミはバツの悪い思いをした筈である。あれからまだいくらも時間が経っていないのに、経験を踏まえた学習機能が働いていないように感じる。

あわせて読みたい

「マスコミ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    よしのり氏 休校は英断ではない

    小林よしのり

  2. 2

    埼玉県でマスク30万枚が野ざらし

    SmartFLASH

  3. 3

    コロナ対応にみるリーダーの素質

    室橋 祐貴

  4. 4

    コロナにゲイツ氏「100年に1度」

    ロイター

  5. 5

    ウイルスより速い情報の感染爆発

    六辻彰二/MUTSUJI Shoji

  6. 6

    ひろゆき氏 五輪の開催は難しい

    西村博之/ひろゆき

  7. 7

    石破氏 船内対応巡る発言を反省

    石破茂

  8. 8

    中韓が日本産盗む?対立煽る報道

    松岡久蔵

  9. 9

    安倍首相の暴走許す自民党は末期

    田原総一朗

  10. 10

    「AKIRA」にみるモダン不信時代

    狐志庵

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。