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過去を忘れない有権者も中にはいます。

中曽根弘文氏といえば、中曽根康弘元総理大臣の長男というのがファーストインプレッション。年齢は64歳。とても若いとはいえないなぁ。
 今回、参議院議員会長に、選挙で選ばれたわけだが、Parsleyが割と驚いたのは、「派閥順送りの人事を打破する」という旗のもと、中堅・若手の支持を集めて当選した、という事実だ。
 個人的には、中曽根氏は2005年に、時の小泉純一郎政権の郵政民営化法案に反対し、参院での法案否定の決定的な流れを作った張本人だということが印象深い。その後の解散総選挙で、自由民主党が圧勝すると、手のひらを返して、郵政法案に賛成票を投じた。この時の行動が元で、役職停止の処分を受けている。
 そんな中でも、2006年に当時の青木参議院議員議長が辞任した際に後任に名乗りを上げていたが、支持が広がらず断念した経緯もある。
 まぁ、外野から見る限り、「ポストに執着する老害」に見えても仕方ないんではないだろうか。どう見ても、スジのいいキャラクターと、有権者から見られるとは思えないのだが。

 今回、彼を支持した参議院議員「中堅・若手」の方々の中でも、小泉内閣の中枢にいた世耕弘成氏や、熱烈な支持者だった山本一太氏らが中心的な役割を果たしたという。
 派閥打破の候補を出すのなら、自分達の世代で出せばいいではないか。それなら清新さもアピール出来て一挙両得だったのに。

 大方の有権者にとってみれば、『Blog vs. Media 時評』様がおっしゃる通り、「自民党外からの反応はほとんどありません」というのが実態だろう。(参照
 だが、有権者の中には、私のように過去のことを忘れない人間も、ごくごく少数ながら存在するのだ。
 今回の件で、世耕氏や山本氏の言動には失望させられたし、正直「自民党もうだめかもしれんね」と思わざるを得なかった。
 この度の参議院議員会長選挙は、自民党にとっては革命的なことだったのかもしれないが、それがコップの中の嵐にしか見られていないこと、そのことによって、自民党に対する視線が更に厳しくなること。政治不信が高まる可能性があるということに、自民党参議院議員の皆様には気づいて貰いたいと思いました。

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