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「初詣ベビーカー論争」に感じる、相変わらず少子化一直線な社会の不寛容さについて

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

本日は北区が誇る王子神社に参拝し、近所の商店などにあいさつ周り。その後は実家にて一族が揃い踏みといった1日を過ごしておりました。

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で、2日続けて初詣に関連する話題ですが、初詣に「ベビーカー自粛」を呼びかける神社が現れたことで、Twiterを中心にネットで激しい議論が巻き起こっています。

20170101 乗蓮寺 「ベビーカーご利用自粛のお願い」
https://togetter.com/li/1066768

さらに色々と見ていたら、コミケにまでこの話題が延焼していて、

「人混みがあるとわかっていて、ベビーカーで子どもを連れてくるなんて非常識だ!」

という厳しい意見が、少なくともネット上では大勢を占めているようです。

・子どもの安全を第一に考えたら、人混みは自発的に避けるべき
・抱っこひもで十分に代用が可能なはず
・必要不可欠な行事ではないのだから、子どもが小さいうちくらい我慢しろ

などがその中心的な主張で、どれも一理はあると思います。価値観の問題ですから、何が絶対に正しいということはないでしょう。

ただ、定期的に現れるこうしたベビーカー論争を見ていて率直に私が抱くのは、なんと子育て世代にとって不寛容で不自由な社会なのかという想いです。

私は少子化の最大の原因は、わが国が「子どもを産めば産むほど不自由になる社会」であることだと考えています。キャリアは途絶える、学費などの費用は増える。今回のベビーカー初詣のように、あらゆる行動が制限される…。

対して、少子化を克服しつつある先進諸国では、そんなことはありません。学費はタダ、子どもにかかる費用は所得から控除、さらには子どもを産めば手当や年金が増えて、逆に自由度が増すことすらあります。極端に言えば、子どもを産めば産むほど自由になる社会であるということです。

「子どもを産んだら、しばらくは○○くらい我慢しろ」

と、産前に行えていた行動を平然と制限してくるような社会で、一体だれが積極的に子どもを産みたいと思うのでしょうか。

2016年はついに、生まれてきた新生児の数が100万人を切りました。子どもやそれを育てる子育て世代は、文字通りかけがえのない貴重な存在です。

綺麗事は抜きにして、彼らをできるかぎり尊重・優遇し、子連れでの行動が制限されることを一つ一つ解消していかなければ、とてもじゃないですが少子化から抜け出すことは不可能だと思います。

もちろん、そこまでして少子化の解決を望まないというのも、一つの考え方だとは思いますが…。

私自身も、1ヶ月を過ぎた子どもと行動を共にして感じていることですが、とにかく肩身が狭い。ベビーカーを使うなんてもってのほか!という空気です。

ベビーカーの必要性や、その使用にあたっての障壁については、ママさんエッセイストの志乃さんがわかりやすくブログにまとめて下さっています。

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もちろん、子連れやベビーカーを使う側にもマナーや配慮が求められることは言うまでもありません。

その上で、子連れの行動に制限がかかる事態が少しずつ減っていき、社会が子ども・子育てを受け入れる土壌が醸成されることを望むものです。

それでは、また明日。

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画像を見る おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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twitter @otokita
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