- 2016年12月20日 12:14
1文字0.5円で搾取されていた皆さんへ(我ながら熱い!)
2/2なぜ自分は搾取されるのかを理解しよう
なぜ、犯罪の片棒を担ぐような仕事、しかも小銭にしかならないのに何千人にもが応募するのか。一番上のリンクで0.5円ライターが語っていますが、
(1)「副業だから」と割り切っているという人
(2)もう1つは「主婦」などで時間のある人
(3)「やりたい仕事をやりたい」人
というのはよくわかる。しかし最初に言いたいのは
自分の頭で考えられない人は
文章書いて食えるようにはならない
という断固たる事実です。盗用を依頼されて、金になるからと平気でやっているうちは、文章書いて飯が食えるようにはならない。文章も巧くならない。パクリ方が巧くなるだけで、オリジナリティを出さないといけない職種にマイナスになるだけだ。そしてなにより自分がやってることが犯罪に荷担するかどうかも分からない程度のオツムでは通用するわけがない。もっと「物を書くこと」についての意義を考えるようにしないと、仕事としては無理。人を感動させるなんて月くらい遠い。
今回の事件で自分がなにをしていたのか分かっていたなら、そして曲がりなりにも「文章を書いて真っ当なお金を稼ぎたい」と考えるなら、まずは自分の頭で考える習慣を付けること。そして「読んだ人に喜んでもらう物を書く」という根本に立ち返ることです。それがないとちゃんとご飯が食べられるようには絶対なりません。
昔は雑誌のライターの仕事がけっこうあったけどいまは激減している。しかし昔だって編集部から
「こういう記事を書いてください」
「はい、分かりました」
みたいな感じでは仕事なんてほとんど来なかった。自分もネット時代の前はライターをしていて、小学館、マガジンハウス、扶桑社などの雑誌で原稿書いてました。よほどビッグネームでも無い限り、
「自分はこのジャンルがかなり得意です」
「いま、コレが来てますよ」
と編集者に提案すると、「それ面白いね、編集会議に上げてみるわ」みたいになって、そこから仕事が来ることが大半だった。なにもしないで「仕事ください」とかいってるだけではライターの仕事はないんですよ(データマンといってデータ集めだけするようなのはある)。常にアンテナ広げて、自分の得意分野を持ってこそライターなんです。ましてやパクってきてつなげるだけはライターのラの字でもない。単に万引きしてるガキ。
仕事に対する考え方を変える
次ははっきりいって、コレです
「お金は労働の対価としてもらうもの」という日雇い労働者みたいな考え方をしているから、こんな仕事をやるはめになる。日雇い労働者がいけないわけじゃない。ライターというか物書きの仕事、いやそれに限らず「フリーの仕事(自営業)」というのはこの真逆なのです。フリーにとってお金は「いただくもの」ではなくて「稼ぐもの」なんです。搾取されていた皆さんが一番しないといけないのは、考え方の転換。「お金はもらうものではなく稼ぐもの。人に利益や楽しみを与えてその結果としていただくもの」という風に変われば、普通にお金は稼げる。他人を喜ばせてもらう金しか価値はないと思う。
— Isseki Nagae (@Isseki3) 2016年12月19日
フリーなのに人に縛られて、こき使われてどうすんの。イヤイヤ仕事してどうすんの、です。
仕事を選べない??
だから言うけど、仕事はもらうものではなくて自分で創り出すものです。特に自営業者にとっては。そのサラリーマン根性捨てるとこからあなたの人生は始まるんです。
「稼ぐ」という意識があれば、「自分はこういうジャンルに詳しいです、ぜひ執筆させてください」っていろんなサイトに売り込みかけるだろう。その発想がない時点でフリーの資格なし。勝手に野垂れ死にしてろというしかない。
ライターは書くことだけが仕事じゃない
全く勘違いしている人がいるが、文章力というのは文章を書く力ではない。文章書くだけならbotでも書ける。そのうち綺麗な文章書くbotが出てくるだろう。
「ライターの力」というのは
1 ネタを探す
2 取材先を探して交渉する
3 相手の懐に飛び込んだ丹念な取材をする
4 それを起承転結つけて分かりやすく文章に起こす
という流れの全てを指す。時間のかけ方でいうと、1〜3でほぼ8割。良い取材ができていれば良い文章が書けるだけ。つまりライターの力の大半は取材力です。ネットでかっぱらってきて文章書いても全く練習にもならないというのはこのことだ。
本当にライターとしての力があれば月に数万とかすぐ
昔と違い、いまは自分のメディアがすぐ持てる。それが自分のサイトだったり、ブログだったりするわけです。
仮に本当にあなたにライターとしての力があれば、自分のメディアを持てば良いだけだ。あなたの文章を読みたいという人が集まってくれば、自然とアクセスは増える。増えれば広告収入が入る。GoogleのAdSenseは1PVあたり0.2円くらいだから、月に10万PVあれば2万円にはなる。1文字0.5円なら4万字(!!!)書かないとだめな金額だ。ほかにAmazonのアソシエイトもあるから、面白いものさえ書いてたくさんのファンがつけば月に10万とかは普通にその代償として得ることができる。
よく、ブログに広告入れてるだけで「クッソアフィリエーター」とか言うヤツがいるのだが、そんなにうらやましいなら自分で毎日面白いの書いてみろっていえばよい。パクった文章でSEO対策で人を集めて騙して売りつけるのがクソアフィリエーターだ。頭使って人を楽しませて代償に広告のお金が入って何が悪いと開き直れ。
何年もずっとブログを書いてるけど全然アクセスありません、という人は、ほとんどの場合「炬燵ブログ」だ。炬燵に入ってなにも取材せずにエッセイみたいなこと書いたって、誰が見たいと思うかです。人気アイドルだから「今日は××しました。疲れたので寝ます」だけのアメブロにたくさんアクセスがあるのを勘違いしてないか。アイドルはここまで来る間に大量の広告宣伝投資がされているんです。あなたとは違う。
今回、パクリ案件に関わっていた自称ライターは数千人単位だそうだ。もちろん全員が食っていく能力があるわけじゃないが、1/10くらいはやろうと思えばできる素地があると思う。とくに「やりたい仕事をやりたい」人の中には、スタートは間違えたけども、きちんと理解すればできる人もいるはず。特に最近はちゃんと取材して書ける人が少ないから、ちゃんと営業できれば食って行くことは可能だと思う。
自分もコンサルしているJTBのPassMe!で、ライターさんを全国で募集している。こういう感じの取材記事を書けるひとなんだけどぶっちゃけ、ほとんど応募がない。ギャラは週刊誌よりずっと高いんだが、実際に取材できる人がどれだけ少ないかってことだよね。我こそとは言う人はここから
ブログでマネタイズしたいならこれがお薦め。この間も紹介しましたけどね。基本は「読者を楽しませることができるか」ということに尽きます。



