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ソーシャル広告の時代が来た!(証明する大量のデータ付き)

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ソーシャルメディアがウェブの主流になりつつある、いえ既になっていることを否定する人も少ない最近ではと思いますが、ソーシャルメディアを活用した広告、いわゆるソーシャル広告の普及は日米共にまだまだな印象もあります。サーチ広告と比較して結果に直結しにくい、ROI測定が難しい、企画発案に悩む、顧客との対話が大変、、、色々な理由はあるでしょうが、ユーザーがこれだけソーシャルメディアを利用している現状がある以上、今後ソーシャル広告が急速に普及していくことは間違いないでしょう。今回はブライアン・ソリスが米国で行われたソーシャル広告に関するアンケート調査からソーシャル広告の今と今後を読み解きます。 ― SEO Japan



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最終的な目的地としてウェブを目指す時代が終わりを迎えようとしている。消費者がソーシャルネットワークで過ごす時間が増え、eメールの受信箱にアクセスしたり、従来型のウェブサイトに訪問する際に費やす時間が減りつつある。そのため、ブランドは、注目がブランドに関連する会話に集中している際に消費者とつながりを持とうと望み、ソーシャルメディアサイトで今後も競争を続けていく。しかし、消費者の注目を何度も集め、徐々に関係を築く取り組みは簡単ではない。

当然のことながら、多くのブランドはフェイスブック、ツイッター、そして、ユーチューブ等で関連する顧客のネットワークで存在感を構築しようと試みている。早い段階で成功するブランドもあるが、大半のブランドは、ネットワークの規模、そして、交流の深さと持久力を高める手段を模索している。ソーシャルメディアにおいて、デジタル広告サービスおよび製品の新しい波によって、既存のコミュニティを超えて接触を行う力がもたらされている。例えば、ツイッターの広告製品群、フェイスブックの背景を考慮した友達ベースのバナー広告と“スポンサードストーリー”プログラム、そして、ユーチューブの広告動画は、消費者のソーシャルグラフおよびインタレストグラフをうまく活用することで、ブランドに接触範囲を拡大する効果をもたらす。魅力的なソーシャル広告プログラムを介して、注目を集め、関連性を見出し、そして、効果的なコミュニティを構築することを企業は望んでいる。

ピボットのスタッフは、230名のブランドマネージャー、重役、そして、マーケティングのプロに調査を実行することで、ソーシャル広告の現状および機会に関する詳しい情報を得る試みを行った。

ソーシャル広告はバナーブラインドネスを是正することが出来るのか



バナーやキーワードの購入等、デジタル広告は、クリックスルーを高める機会を生成する製品を企業にもたらしてきた。しかし、このような製品はソーシャルネットワークでは役に立たない。「バナーブラインドネス」(バナー広告に対する関心の無さ)と呼ばれる現象が起き、消費者は焦点の領域内での好ましいコンテンツを優先して、多くのデジタル広告の形式を無視している。ユーザビリティのカリスマ、ジェイコブ・ニールセン氏は、ヒートマップを通じて、ウェブサイトの画面に視点が集中している場所を明らかにした。ご覧の通り、消費者の注目はテキストに集中しており、その周りのバナー広告には注がれていない。



ソーシャルウェブでは、バナーブラインドネスは、より広範に浸透している。ソーシャルネットワークでは、コンテンツが消費者のプロフィールのソーシャルストリームの大半を占めている。ヒートマップモデルをソーシャルストリームに適応すると、従来のウェブサイトにおける行動を反映する仕組みを視覚化することが出来る。広告ブラインドネスはソーシャルネットワーク内では現実的な脅威だが、同時に有料広告を考え直す機会を与えている。そのため、ソーシャルネットワークは、接触を望む消費者の注目を手に入れる力をブランドに与える製品やサービスを作り出している。



ソーシャル広告において、交流の新しい機会は新たなアテンションダッシュボード、つまりソーシャルストリームに主に眠っている。

フェイスブックは、管理型およびセルフサービスのモデルを用意している。フェイスブックの広告およびスポンサードストーリーは、関心および消費者とつながりを持つユーザー、そして、消費者の言葉および消費者自身を表す表現に対して販売される。企業は広告をキーワード(関心)、言語、地理、そして、リーチに対して広告を購入することが出来る。消費者によるプレイシズのチェックイン、ライク、そして、アプリケーションのアクティビティが、広告に反映されるのだ。

ツイッターは、とりわけソーシャルストリームの近い、消費者の視界に入るプロモーティド製品を販売する。しかし、プロモーティド製品は2011年の半ばにソーシャルストリーム自体に掲載されると見られており、状況は変わっていくだろう。

ツイッターの収益化戦略は、ソーシャルグラフよりもインタレストグラフに接触する能力にかかっている。ソーシャルグラフでは、誰を知っているかが最も重要とされているが、インタレストグラフでは、何を共有しているか、または何を言っているかをベースとしているかの違いがある。

ツイッターの広告製品は、リアルタイムで、注目と意図が存在するタイミングで、適切なオーディエンスに接触することを目的としている。要するに、キーワードの検索を行うと、関連する広告が結果に表示されていることになる。間もなく関連するキーワードをツイートする、または特定の企業をフォローすると、ソーシャルストリーム内に広告が表示されるようになるだろう。ツイッターのプロモーティドアカウントおよびトレンド製品を介して、有料の広告がストリームの右側に掲載される。これは視界に入る範囲であり、消費者の注目が集中するエリアに戦略的に掲載される仕組みになっている。

また、ツイッターは2011年の後半に小規模な企業を対象としたセルフサービスの製品を導入すると見られている。

レポートにもあるように、ユーチューブはウェブで2番目に大きな検索エンジンである。ユーチューブのプロモート動画は、ユーチューブで関連する検索結果および関連する動画コンテンツに対して動画広告を表示することで、ブランドが消費者、視聴者、そして、購読者を魅了する効果がある。このセルフサービスモデルは、ユーチューブでバナー等の従来型のデジタル広告を引き続き提供する管理型ブランドサービスを捕捉する効果がある。

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