記事
- 2016年12月16日 00:54
オスプレイの「不時着」という名の墜落 米軍による感謝されるべきという暴言
12月13日、沖縄に配備されていた米軍のオスプレイが1機が不具合が発生して引き返した、1機が「不時着」により大破しました。
「不時着」したところが海上であったため沖縄県民に死傷者が出るような「被害」はありませんでした。
もともとオスプレイについては、配備段階から反対の声が強かったものです。
「配備強行なら全基地即時閉鎖!? 仲井真弘多沖縄県知事」
オスプレイは、事故原因がよくわからないままに墜落したりすることから非常に危険な兵器です。今や常識です。
オスプレイ自体に問題はないと言いながら、米軍は当面、飛行を停止させるなどと言っていますが、今、また同じようにオスプレイの不祥事が起きれば辺野古移設にも大きな影響を与えかねないからですが、オスプレイ自体に問題がないのなら、何故、飛行停止にしなければならないのか矛盾そのものです。
「オスプレイ、沖縄での飛行当面停止…原因究明へ」(読売新聞2016年12月14日)
「米軍は機体に問題はないと説明しているが、オスプレイの沖縄での飛行を当面停止し、原因究明を急ぐ方針だ。」
このオスプレイの事故は、辺野古移設に関する訴訟で、最高裁が12月12日に判決日を指定したばかりの直後に起きました。
沖縄県知事が辺野古移設に必要な承認手続を取り消したことを違法とした福岡高裁那覇支部の判決に対する上告を最高裁は弁論を開かず、判決日を指定したことで沖縄県側の敗訴となることが確実となっていましたが、このタイミングで今回のオスプレイの事故だったために、米軍側がかなりピリピリしているのです。
その中で、抗議に訪れた副知事に対し、米軍責任者による「感謝」すべきという発言があったことには驚かされました。
「米軍高官「被害与えず、感謝されるべき」 沖縄副知事に」(朝日新聞2016年12月14日)
「沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという。」
「感謝せよ」とはあまりにずうずうしいですが、本心でもあろうかと思います。
沖縄県はオスプレイ配備には反対であり、「配備して頂いている」ものではありません。
オスプレイがもともと迷惑な存在であることの自覚がこのニコルソン氏にはありません。
以前であれば、確かに平気で民家の上で墜落させていたかもしれません。
一番、思い起こされるのは1977年に起きた横浜米軍機墜落事件です。パイロットはさっさと避難し、やってきた海上自衛隊のヘリコプターは米軍パイロットを「救出」してさっさと引き上げたというものです。
パパ ママ バイバイ
リンク先を見る
私が中学生の頃にドラマ化され、何度も見ました。
1歳と3歳の子どもたちが殺されました。
お母さんも大やけどを負い、何度も手術を繰り返しましたが亡くなりました。その葬儀のとき、防衛施設局は哀悼の意を表してその葬儀の日は戦闘機を飛ばさないと伝えていたにも関わらず、葬儀の上空を米軍機が往来している姿が最後のエンディングでした。
最後の最後まで植民地人扱いだったのです。
大学生になってからこの関連の書籍をみましたが、子どもたちの遺体の写真はあまりに痛々しく、直視できませんでした。
今回の沖縄も同じです。横浜米軍機墜落事件のときよりはましだろうという本音が伝わってきます。
大阪府警の機動隊員の言葉を借りれば、「お前ら土人の上に落ちないようにしてやったんだ、ありがたいと思え。」というところです。それが「感謝せよ」の意味です。
その意味では日本政府も同じです。稲田防衛相は墜落ではなく「不時着」などと言っているようですが、米軍擁護にもほどがあります。
安倍内閣は、結局、「土人」発言すらも擁護しましたが、発想が米軍と全く同じなのです。
「鶴保庸介・沖縄北方相の資質は最悪 「土人」を批判できないの自身も同じ発想だからだ 大臣を辞任せよ」
このオスプレイは全国配備に向けて邁進中です。
沖縄ばかりに犠牲を押し付けてきた「本土」の人たち、沖縄の姿は明日の我が身であることを自覚しているのでしょうか。
「不時着」したところが海上であったため沖縄県民に死傷者が出るような「被害」はありませんでした。
もともとオスプレイについては、配備段階から反対の声が強かったものです。
「配備強行なら全基地即時閉鎖!? 仲井真弘多沖縄県知事」
オスプレイは、事故原因がよくわからないままに墜落したりすることから非常に危険な兵器です。今や常識です。
オスプレイ自体に問題はないと言いながら、米軍は当面、飛行を停止させるなどと言っていますが、今、また同じようにオスプレイの不祥事が起きれば辺野古移設にも大きな影響を与えかねないからですが、オスプレイ自体に問題がないのなら、何故、飛行停止にしなければならないのか矛盾そのものです。
「オスプレイ、沖縄での飛行当面停止…原因究明へ」(読売新聞2016年12月14日)
「米軍は機体に問題はないと説明しているが、オスプレイの沖縄での飛行を当面停止し、原因究明を急ぐ方針だ。」
このオスプレイの事故は、辺野古移設に関する訴訟で、最高裁が12月12日に判決日を指定したばかりの直後に起きました。
沖縄県知事が辺野古移設に必要な承認手続を取り消したことを違法とした福岡高裁那覇支部の判決に対する上告を最高裁は弁論を開かず、判決日を指定したことで沖縄県側の敗訴となることが確実となっていましたが、このタイミングで今回のオスプレイの事故だったために、米軍側がかなりピリピリしているのです。
その中で、抗議に訪れた副知事に対し、米軍責任者による「感謝」すべきという発言があったことには驚かされました。
「米軍高官「被害与えず、感謝されるべき」 沖縄副知事に」(朝日新聞2016年12月14日)
「沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという。」
「感謝せよ」とはあまりにずうずうしいですが、本心でもあろうかと思います。
沖縄県はオスプレイ配備には反対であり、「配備して頂いている」ものではありません。
オスプレイがもともと迷惑な存在であることの自覚がこのニコルソン氏にはありません。
以前であれば、確かに平気で民家の上で墜落させていたかもしれません。
一番、思い起こされるのは1977年に起きた横浜米軍機墜落事件です。パイロットはさっさと避難し、やってきた海上自衛隊のヘリコプターは米軍パイロットを「救出」してさっさと引き上げたというものです。
パパ ママ バイバイ
リンク先を見る
私が中学生の頃にドラマ化され、何度も見ました。
1歳と3歳の子どもたちが殺されました。
お母さんも大やけどを負い、何度も手術を繰り返しましたが亡くなりました。その葬儀のとき、防衛施設局は哀悼の意を表してその葬儀の日は戦闘機を飛ばさないと伝えていたにも関わらず、葬儀の上空を米軍機が往来している姿が最後のエンディングでした。
最後の最後まで植民地人扱いだったのです。
大学生になってからこの関連の書籍をみましたが、子どもたちの遺体の写真はあまりに痛々しく、直視できませんでした。
今回の沖縄も同じです。横浜米軍機墜落事件のときよりはましだろうという本音が伝わってきます。
大阪府警の機動隊員の言葉を借りれば、「お前ら土人の上に落ちないようにしてやったんだ、ありがたいと思え。」というところです。それが「感謝せよ」の意味です。
その意味では日本政府も同じです。稲田防衛相は墜落ではなく「不時着」などと言っているようですが、米軍擁護にもほどがあります。
安倍内閣は、結局、「土人」発言すらも擁護しましたが、発想が米軍と全く同じなのです。
「鶴保庸介・沖縄北方相の資質は最悪 「土人」を批判できないの自身も同じ発想だからだ 大臣を辞任せよ」
このオスプレイは全国配備に向けて邁進中です。
沖縄ばかりに犠牲を押し付けてきた「本土」の人たち、沖縄の姿は明日の我が身であることを自覚しているのでしょうか。



