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- 2016年12月14日 14:50
母親の牛乳殺人? 逃げるは恥だが役に立つから見る今の時代の問題
いや平匡さんの痛さが本当に胸に刺さる火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』テレビ鑑賞。その分析の記事(逃げ恥のヒットはガッキーのおかげでも星野源のおかげでもないと思う話)を見て本当そうだねと納得している今日この頃です。
プロポーズのシーンはある意味男の価値観だけで行動するバカさが出ています。本当男ってバカだね。自分も当てはまるだけに反省w でもそれを女性に許してほしいと思っているのが男なんだけどね。
> 「逃げの肯定」
他人の価値観に合わせる義務から逃げることの罪悪感。そしてそれを悩んでもサポートできない周りの環境。「逃げの肯定」ができない今の社会が様々な事件を引き起こしていると思っています。
今回はこの記事を見た後の母親の牛乳殺人?(「牛乳殺人」未遂で35歳母逮捕 アレルギーの5歳娘にわざと飲ませる)に対して、フジテレビとくダネ!が母親を非難していることへの違和感について書きます。
まず牛乳アレルギー。アレルギーの物質を取り込むとアナフィラキシーという致命的な病態を引き起こすことがあります。それは蕎麦アレルギーなどでも同じで、反応が落ち着くまで厳密な管理が必要となります。程度はその時々で、必ずしもたくさん飲ませたからといってアナフィラキシーまでいくわけではありません。
そしてアレルギー治療としての減感作療法。少しづつ服用することでそのアレルギー反応を弱めていく治療法で、現在スギ花粉症にも取り入れられています。そして副作用は当然のことながらアレルギー反応。アナフィラキシーまでいくことがあります。
そしてこの母親。自分がおかしくなっていることに気づき、警察にも児童相談所にも相談されています。ある意味精神的に不安定な状況。育児ノイローゼと書かれていますが、児童相談所の対応含めてこの母親自身はどこかに通院とかはしていなかったのでしょう。
あくまで想像です。
「食事に気をつけながら育てることに疲れた。少しづつやってきた減感作療法もストレスになっている。もしかしたらもう牛乳が飲めるようになっていないか。そうしたら自分もこの子ももう少し楽になる。きっとそうよ。もう大丈夫。飲ませてあげよう。」
こんな思考過程で飲ませてしまったのではないかな。そして牛乳を飲ませた後、娘がおかしくなったら正常に戻りエピペンと思われる緊急治療薬を投与しています。本当に娘を殺す気だったらそんなことしませんよ。今回病院が虐待の可能性として警察に届けたみたいです。1回の事故でそんなことはしないでしょうから、そうすると以前もアナフィラキシーで運ばれている可能性がありますね。病院の対応は正しいと思います。でも殺人事件ではないよな。
精神的に混乱していたら正当な行動からどうしても外れてしまうんだよね。電通事件の自殺の時、死ななくても良かったのではと周りからいうことは簡単だけどでも心がおかしくなっている人間はそんなことわかっていても対応できない。それこそ正常な状態でもタバコすらやめられない人間の心の弱さから考えても、さらに精神的に不安定だったらそれこそ周りの価値観が認める正しい行動なんかできない。
母親として、残された子供がかわいそう。そんなありきたりのコメントではこの手の事件は無くならないと思っています。ただそれをどうすればいいのか。今の児童相談書を責めても仕方ない。実際に対応できるように人もお金もつけなきゃいけない。それが政治の仕事だと思います。
プロポーズのシーンはある意味男の価値観だけで行動するバカさが出ています。本当男ってバカだね。自分も当てはまるだけに反省w でもそれを女性に許してほしいと思っているのが男なんだけどね。
> 「逃げの肯定」
他人の価値観に合わせる義務から逃げることの罪悪感。そしてそれを悩んでもサポートできない周りの環境。「逃げの肯定」ができない今の社会が様々な事件を引き起こしていると思っています。
今回はこの記事を見た後の母親の牛乳殺人?(「牛乳殺人」未遂で35歳母逮捕 アレルギーの5歳娘にわざと飲ませる)に対して、フジテレビとくダネ!が母親を非難していることへの違和感について書きます。
まず牛乳アレルギー。アレルギーの物質を取り込むとアナフィラキシーという致命的な病態を引き起こすことがあります。それは蕎麦アレルギーなどでも同じで、反応が落ち着くまで厳密な管理が必要となります。程度はその時々で、必ずしもたくさん飲ませたからといってアナフィラキシーまでいくわけではありません。
そしてアレルギー治療としての減感作療法。少しづつ服用することでそのアレルギー反応を弱めていく治療法で、現在スギ花粉症にも取り入れられています。そして副作用は当然のことながらアレルギー反応。アナフィラキシーまでいくことがあります。
そしてこの母親。自分がおかしくなっていることに気づき、警察にも児童相談所にも相談されています。ある意味精神的に不安定な状況。育児ノイローゼと書かれていますが、児童相談所の対応含めてこの母親自身はどこかに通院とかはしていなかったのでしょう。
あくまで想像です。
「食事に気をつけながら育てることに疲れた。少しづつやってきた減感作療法もストレスになっている。もしかしたらもう牛乳が飲めるようになっていないか。そうしたら自分もこの子ももう少し楽になる。きっとそうよ。もう大丈夫。飲ませてあげよう。」
こんな思考過程で飲ませてしまったのではないかな。そして牛乳を飲ませた後、娘がおかしくなったら正常に戻りエピペンと思われる緊急治療薬を投与しています。本当に娘を殺す気だったらそんなことしませんよ。今回病院が虐待の可能性として警察に届けたみたいです。1回の事故でそんなことはしないでしょうから、そうすると以前もアナフィラキシーで運ばれている可能性がありますね。病院の対応は正しいと思います。でも殺人事件ではないよな。
精神的に混乱していたら正当な行動からどうしても外れてしまうんだよね。電通事件の自殺の時、死ななくても良かったのではと周りからいうことは簡単だけどでも心がおかしくなっている人間はそんなことわかっていても対応できない。それこそ正常な状態でもタバコすらやめられない人間の心の弱さから考えても、さらに精神的に不安定だったらそれこそ周りの価値観が認める正しい行動なんかできない。
母親として、残された子供がかわいそう。そんなありきたりのコメントではこの手の事件は無くならないと思っています。ただそれをどうすればいいのか。今の児童相談書を責めても仕方ない。実際に対応できるように人もお金もつけなきゃいけない。それが政治の仕事だと思います。