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鳩と市場はデフレを理解している。

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このごろ店の前を、鳩が歩くようになりました。人やクルマの通行量が減ったせいでしょうか。きょうも昼の12時半ごろで、こんな状態。近くには八十二銀行の松本営業部のビルもある中心街のはずですが、観光客が少ない日は閑散としています。

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地方銀行の株が売られています。この10年を振り返ると、銀行株の転換点は、りそな銀行が救済された03年の春になります。規模が大きな千葉銀の株価を見ると、当時の株価に近づいていることがわかります。

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松本に本拠がある長野銀行の株価は、03年の頃に比べると半額の150円割れ。株式市場は、地方のデフレの厳しさを理解しています。雇用の機会も乏しく、収益も上がらず、設備投資が進まず、不動産が下がり続ける状態では、地銀の株価が上がるはずがありません。

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地銀のように地域を代表する企業の株価は、地域経済にとっては重要な指標ですが、なんども繰り返し報道される日銀の短観とは対照的に、中長期のチャートが新聞やローカル局で報道されることはあまり無いのが現実です。東京のキー局がせいぜい日経平均とドル円チャートを出すぐらいで、地方局では年中行事のようなイベントが繰り返されている。

りそな銀行の救済をめぐっては、賛否が湧き起こりました。「株主の責任は問われないのか?」。しかし、落ちる株価と銀行に対する不安の声を竹中平蔵が受けるようにして、救済が決まりました。あの頃を振り返ると、今はいかにも危機感が弱いと思わざるを得ません。

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