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「外見は悪いのになぜかモテる男性」の秘策

米山公啓 構成=伊藤達也

どうやったらモテるのか。男にとってそれは永遠のテーマです。恋愛関係にとどまらず、モテる男は職場での人間関係も円滑に見えますね。

やはり外見は大切。脳科学の見地から言うと、女性は「顔がシンメトリー(左右対称に整っている)であること」と「身長が高い」ことから、男性が健康だと判断するのです。それゆえ、イケメンや高身長の男性はモテるのです。しかし、どう見てもイケメンではないのに、モテる男性というのはいるものです。モテる男の秘密とはどこにあるのでしょうか。

男がしがちな失敗とは

まず、「マメさ」「演出力」「相手を驚かす意外性」が、女性とのコミュニケーションでは大切です。これはモテるだけではなく、仕事がデキる人の条件でもあります。マメさでいうと、たとえば「記念日を覚えておくこと」。恋愛でも仕事でも、周到に準備しているからこそ相手を驚かせるサプライズも演出できるというもの。ただし、マメさや演出力や意外性も、すべて「相手にとって気持ちいいもの」でなければ逆効果になってしまいます。

女性は何より「共感」を大切にします。相手に共感し、いいところを褒める。それを疎かに考えている男性があまりに多いのです。

女性と話をする際に絶対にいけないのが、何か指摘や注意をするときに、論破しようとすることです。たんに相手を叱りつけているだけでは、反省して改善しようとする気持ちにさせることは難しい。

えてして男性のほうが、「自分が上位である」と示すだけになり、気づかぬまま自分の話ばかりをしてしまいがち。女性の共感を得られず、「注意された」という嫌な気持ちだけを残してしまう。

お手本は「アメリカのテレビドラマ」にあり

あるテレビ番組で、日比谷花壇の宮島浩彰社長はこう話していました。フラワー業界のトップ企業である日比谷花壇は女性社員が多い会社ですが、宮島社長は「怒らない」「叱らない」と決めているそうです。怒るだけでは指導にならず、社員の業務も改善されない。女性社員に共感して、褒めるポイントを見つける。一緒に問題点を明らかにし、褒めて伸ばすことで、仕事がうまくいくというのです。この共感の姿勢こそが、仕事だけでなく、モテるために求められることなのです。

アメリカのテレビドラマを見ていても、女性の相談に対して、男性がすぐにイエス、ノーで答えず、黙って頷くシーンをよく見ます。ダイレクトなアドバイスをせず、女性の話を促す。「モテる男」なのだとすぐわかります。日本の男性に足りないのは「聞き役」を受け入れる覚悟です。聞き役になるのは苦痛です。しかし、それでも黙って5分間、相手の話を聞き、「大変だったね」「よかったね」と相づちを打つことから、共感する姿勢は生まれていくのです。

もちろん、共感力を発揮しようとしても、ふいに相手の女性を不快にさせることを言ってしまったり、怒らせてしまうこともあるでしょう。そんな失敗もいい訓練になったと考えて、共感力を磨いていくしかない。100万回失敗するくらいでないと、モテる男にはなれません。

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