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世論喚起賞を贈呈しては如何か

一言で世間の常識をひっくり返すようなことがある。

あまり語感がよくないので絶対におススメ出来ないな、こういう言葉遣いはあまり流行らせたくないな、と思ったのでやや辛口のコメントを書いておいたのだが、少しだけ修正しておく。

インパクトがあって、問題の所在を赤裸々に抉り出す、政治的には実に重く、かつ深い言葉だという意味では、確かに私もこの言葉自体は何らかの表彰の対象になっていい言葉だと思っている。
流行語大賞などというからつい斜めに見てしまったが、向き直して真正面から見詰めると、いや、この言葉は凄い。

いくらでも想像の輪が広がる。
この言葉を発した方の絶望の深さがビンビンと伝わってくる。

いや、そこを何とか凌ぐのがあなた方でしょう、ご両親やご親戚の方々の力を借りてなんとかしましょうよ、どなたか助けてくれる方がおられませんか、などとつい言いたくなるのだが、多分ご本人はあらゆる努力をし、あらゆる伝手を頼って一生懸命にやったが、もうこれ以上は出来ないところまで来ておられたのだろうな、と思っている。

当事者にしか分からない絶望がある。

そういう絶望の声を耳にした人は何をすべきか、という問題だろうと、今は捉えている。

「日本死ね」とは、日本の社会に絶望した人の心の叫びだろうと思う。
若い方々をそういう絶望の淵に立たせることがないようにするのが、政治に携わる人たちの責務の一つだろうと思っている。

山尾さんが流行語大賞を受賞し、民進党の方々も山尾さんご本人も無邪気そうにこれを喜んでおられたようなのでつい辛口のコメントをしてしまったが、この言葉に触発されて国会で保育所不足問題を取り上げた山尾さんはよくやった、と言うべきだろう。

「保育所落ちた 日本死ね」

今までこの問題について大した取り組みをしてこなかった既成の政治家たちの頭をガツンと叩くような凄い言葉である。
この言葉を聞いて政治や行政は大きく動き出したはずだ。

ユーキャンは流行語の一つとしてこの言葉を取り上げてしまったが、日本の政治家の意識を覚醒させる言葉として表彰するのであれば諸手を上げて賛成したところだ。

世論喚起賞とか政治家意識覚醒賞は如何だろうか。

まあ、私のセンスでは適当なネーミングが出来ないが、世間にはこういうことに得意な方がおられるのではなかろうか。
都民ファーストの小池さん、如何ですか。

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