記事
- 2016年12月03日 12:09
元内閣法制局参事官の見解は見事なり
元内閣法制局参事官の鎮西廸雄氏が「天皇の退位」について、立派なことを言っている。
この問題で立派だと褒める人物はなかなかいないのだが、鎮西氏は「特例法対応は憲法違反」だと断言している。
憲法第2条の意味は、「天皇の退位は、皇室典範の改正によってのみ可能なのであって」、特例法では明白な憲法違反であり、「議論の余地はない」としている。
鎮西氏は言う。
「憲法で、下位法令を固有名詞で引用するのは極めて異例だ」と。
なるほど――――!思わず唸った。
「このように自明なことがなぜ政府内でチェックされていないのか」と鎮西氏は言い、「憲法と皇室典範の特別な関係への無理解がある」と述べている。
皇室典範の改正以外の選択肢はないのだ。
最後に鎮西氏は言う。
8月のお言葉での退位の意向に、「圧倒的多数の国民が共感し、天皇のお気持ちに沿った対応を望んでいることは疑いの余地がない。政府及び関係者のとるべき対応の方向は、この一点につきると考える」。
こういう良識ある本物の有識者の声は、政府に反映されないのだろうか?



