日本共産党の市田忠義議員が、昨日衆院委員会でカジノ法案が採択された事に関して、非常にお怒りのようです。以下、市田議員のtwitterから。
バクチが成長戦略の要のひとつという。恥ずかしくないのか。人の不幸の上に成り立つ刑法違反の犯罪行為をまともな議論もせずに押し通して、国家公認の賭博をやる。
— 市田忠義 (@ichida_t) 2016年12月3日
依存症の問題、経済効果どころか世界中で失敗が明らかになり、周辺の商業も衰退するなど問題だらけ。
強権政治ここに極まれりだ。
そうですよね、人の不幸の上に成り立つ刑法違反の犯罪行為は許せないですよね。
なんたって日本共産党は、全国の公営競技場労働者で組織される建交労全国競走部会から支援を受け、「スポーツ性を重視した公営競技の健全な発展を望む立場から賛成をする」という謎論法によって公営競技だけは保護対象としつつ、その実、競技場労働者の「口減らし」に繋がるような経営の効率化、機械化、民営化などにはことごとく反対する政治組織ですもんね。許せないですよね。
【参照】競馬の変質をまねく 高橋議員 実施事務の民間委託公営競技場の労働者なんぞというものは、市田議員が指摘するように「人の不幸の上に成り立つ刑法違反の犯罪行為」の当事者そのものであって、他人から巻き上げた金で私腹を肥やすとんでもない輩ですものね。そんなもので飯を喰っていて「恥ずかしくないのか」としか言い様がないです。
http://chiduko.gr.jp/past/kokkai/2004/04/040601.html
ただこの点、さすが日本共産党の現役委員長であらせられる志位和夫さんくらいにもなると、全方位への配慮ができるようになるのか、同じカジノ合法化を批判するにしても「(カジノは)競馬や競輪など公営ギャンブルとは質が異なる」と己の支持層に対してはけっして矢を向けない。その辺の配慮が出来るか出来ないかが、一兵卒の議員で終わる人物と、委員長まで上り詰める人物の「器の差」であるともいえますね。
【参考】カジノに公益性なし=共産委員長 (時事通信)いずれにせよ、人の不幸の上に成り立つ刑法違反の犯罪行為の当事者である公営競技場労働者なぞから支援を受けて政治活動を行うような団体なんてのはロクな団体ではないワケで、他人の人生を狂わせる許せない反社会的政治組織ですよ、日本共産党は(棒
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120100562&g=pol
共産党の志位和夫委員長は1日の記者会見で、カジノを含む統合型リゾート(IR)推進法案について「断固反対だ」と強調した。理由に関しては、収益を福祉事業などに活用している競馬や競輪など公営ギャンブルとは「質が異なる」と指摘。民営のカジノは「他人のお金を巻き上げ、何も生み出さない」として、公益性が全くないとの認識を示した。
以下、類似する過去のエントリ:
● 共産党のカジノ反対論に関して
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/8815520.html
● 共産党による「カジノ反対」論の欺瞞
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/8088651.html