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米ISM製造業景気指数、11月は5カ月ぶり高水準 新規受注好調

[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業景気指数は53.2と、前月比1.3%ポイント上昇し、6月以来の高水準となった。新規受注と生産の改善が寄与した。米経済が第4・四半期に入り、一段と勢いを増していることを示唆している。

指数は50が景況拡大と悪化の節目となる。

生産指数は1.4%ポイント、新規受注は0.9%ポイントそれぞれ上昇した。雇用指数は0.6%ポイント低下したが、それでも50を上回っている。

また調査では、供給業者の配送に関する指数が3.5%ポイント上昇し、2014年12月以来の高水準をつけた。これは配送が一段と遅れていることを示しており、サプライチェーン(供給網)で目詰まりが発生していることが浮き彫りとなった。結果的に価格を押し上げる可能性がある。

その他、調査に参加した製造業者からは、需要拡大、労働市場の一部引き締まり、年内の在庫圧縮計画などの報告があった。

RBSのシニアエコノミスト、ケビン・クミンズ氏は「製造業が増勢の兆しを見せ始めており、米連邦準備理事会(FRB)による12月利上げの論拠を強めている」と話す。

製造業はこれまでのドル高・原油安の影響が和らぐなか、緩やかなペースで持ち直している。だがトランプ氏の大統領当選以降、再びドル高基調が強まっており、回復は長続きしない可能性もある。ただ、トランプ氏が提唱しているインフラ投資拡大が製造業に一定の支援を提供するかもしれない。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「製造業が改善しているとの信頼感が強まる一方、足元のドル高進行は時間とともに向かい風になりそうだ」と指摘した。

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