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野田佳彦幹事長の迷走は今の民進党のよって立つ政策が迷走しているから また民進党を沈没させないでね

民進党の野田佳彦幹事長が共産党との選挙協力について、歯切れの悪いご挨拶をされています。
 野田氏は共産党と握手くらいはするそうです。
野党共闘「魂売らぬ」=野田民進幹事長」(時事通信2016年11月27日)
「共産党を含めた野党共闘について「私は自衛官のせがれで、(自衛隊解消を綱領に掲げる)共産党に対する意識は、どなたよりも強烈だ。魂は売らない」と述べ、理解を求めた。」

共産と選挙協力「握手ぐらいは」…民進・野田氏」(読売新聞2016年11月27日)
「民進党の野田幹事長は27日、千葉県船橋市で講演し、次期衆院選での共産党との選挙協力について、「握手ぐらいはやらなければいけない」と述べ、連携は必要との考えを示した。」

 野田氏は、共産党との相互推薦についても検討するそうです。
 選挙協力といっても、それぞれの政党の得票数の足し算にはなりません。
 協力のあり方によっては足し算どころか「引き算」にもなりかねません。
 新潟県知事選挙のように原発の再稼働に反対するという政策があったからこその選挙戦での勝利なのです。
 足し算以上の効果が出たものです。
 しかし、同じ時期に行われた東京10区、福岡6区の衆議院補欠選挙では散々な結果だったことは記憶に新しいところです。民進党がフラフラしていたために協力体制が全くアピールされることなく、敗退に至ったものです。
 政策そのものがフラフラしていることも一因です。
 消費税大増税を推進しようというのでは論外です。
連合が自民党二階幹事長と会談 野田民進党は消費税率据え置きに反対して財界に媚びを売る

野田佳彦氏は民進党をどこに導こうとする?


 産経新聞のこの分析は、相当程度、民進党に対する皮肉と考えなければならないということです。
目指せ「宏池会」!?…共産党との共闘が注目される民進党内の寂しき「保守本流」の争い」(産経新聞2016年11月29日、【豊田真由美の野党ウオッチ】)
「ある若手(注:自民党岸田派議員)は「本家はわれわれ。民進党内に似た勢力ができあがったとしても『宏池会もどき』でしかない」と自負心をみせる。玉木、細野両氏については、岸田派会長で「ポスト安倍」候補の一人とされる岸田文雄外相と比べ「格が違う」と切り捨てた。」

 民進党内で「保守」と言ってみたところで自民党との違いは全く出てくることはありません。
 見ようによっては、
 安倍自民党=「超」反動    民進党=保守「本流」
という違いがあるんだとでも言いたいのかもしれません。
 しかし、実際には民進党に対する期待は、新潟県知事選挙のような共闘であって、保守「本流」を競うことではありません。

 安倍政権の支持率が6割を超えました。日本全体が右傾化しているというより、安倍政権に対する支持層は、未だアベノミクスに対する幻想を抱いているからだといえますし、今回の支持率アップは、トランプ次期米国大統領予定者との会談によるトランプよりはましというトランプ効果でしかありません。
 それ以上に無関心層の増大がありますが、安倍政権=に対する積極的な支持とは言えない状況です。

 とはいえ、それ以上にこの現象は民進党は期待されていないということの裏返しでもありますが、民進党にはその自覚が全くといってよいほど足りません。
 支持されていないという危機感が、保守派の野田佳彦氏にとっても共産党との関係を無視できないことになるわけですが、「魂を売らない」とは、いかにも悲壮感が漂っています。
 こういった状況で求められている政策が何であるかについてまで、どうしても考えられないというようでは民進党は、また野田氏の下で沈没します。

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