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庶民とリベラルとの溝

「ゴー宣道場」の門弟Kさんが「裕福ではないが結婚して子供がいる家庭のパート主婦」の実情を克明に報告してくれた。 

子供たち3人の学費を考えて、今後ダブルワークも検討中だという。
高校2年の長女が希望する大学費用を調べて、目の玉が飛び出たそうだ。
一部の富裕層を除いて、その他大勢の親の収入は伸びてない。
夫も電通並みの残業100時間超えの労働をやってるのに給料には響かない。
奨学金という莫大な借金を子供に背負わせるのが嫌で、自分の仕事を増やすしかないと考えているそうだ。
確かに「日本の問題の縮図」だと言える。 

Kさんは幸いにも家族思いの夫がいて、病気にもなっていない、あるいは老いた親の面倒も見なくて済むから、運がいい方だとも言える。
これでシングルだったり、親の介護があったり、病気で十分働けない女性は大勢いる。
そんな人たちが現在「貧困」に落ちていて、子供の6分の1が成長期に必要な食事を摂取できず、朝食ぬきや、一日の栄養を学校給食だけに頼るという境遇になってしまっている。 

全く明日が見えない境遇に落ちる危険性は誰にでもあるのだ。
それが今の国民の実情である限り、結婚したくないとか、子供は欲しくないという女性が増え続けるのは仕方がないだろう。 

門弟Kさんは三浦瑠麗氏に対して、津田大介氏や宇野常寛氏と似た印象を持つそうだ。
子供の頃から成績抜群優秀で、中学からは私立中へ行き、潤沢な親の学費提供で高額な塾へ行きつつ、東大へ行き、常に周りの「一歩先」を歩み続けてきたという恵まれた背景があって、成功体験がありすぎるゆえに、グローバリズムでも勝ち続けられるという「根拠のない自信」を持ってしまっているという印象だそうだ。
果たして、それは「幸せ」を願って生きている人々を幸福にするのでしょうか?とKさんは言う。 

東大や一流大学出身の言論人に抱く「庶民」の感覚はこういうものではないだろうか?少なくとも「庶民」のための言論を感じないのだと思う。
わしは「ゴー宣道場」を初めてすごく良かったと思うのは、こういう「庶民」の感覚からズレないでおられることだ。
おそらくトランプが富裕層なのに「庶民」の支持を集めるのと、わしが富裕層(ケタが違い過ぎるが)と豪語しても、庶民の支持を集められるのは、似た要素があるのかもしれない。 

わしはマスコミやネットに影響された「大衆」を警戒するが、歴史的な常識を持ち、現場で日々を生きている「庶民」には敬意を抱いている。
そして、わし自身も、病気や事故になれば、一挙に弱者になることを自覚しているので、「弱者」の立場も考えたいと思う。 

「ゴー宣道場」ほど常識のある「庶民」の参加者が集まる場は他にはないだろう。
「庶民」はやはり天皇に敬意を抱くものなのだ。
自分たちの味方だと思っている。
その点が多分、リベラルの権威・井上達夫氏とも折り合えないところだろう。

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