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丹波篠山視察:地域の観光資源で地方創生を

先々週、兵庫県篠山市を訪問し、「集落丸山」と「篠山城下町地区」で古民家を活用した、地域づくり・まちづくりの新たな取組みを視察しました。

私はかねてより、日本の地域を多くの人が訪れる場所にしたい、地域の所得を向上させたい、それにより地域の活気をなんとか取り戻したいと考えてきました。
日本には、地域の特色や歴史が反映された古民家などの歴史的資源が全国津々浦々にたくさん眠っています。
そうした歴史的資源を、日本国民のみならず、訪日外国人の方々にも広く紹介していくことは、真の地方創生に大いに役にたつと考え、
9月に私が議長を務める「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」を創設しました。

今回、篠山市を訪問したのは、歴史的資源を活用した先進的な事例を視察するためです。
「集落丸山」には、山間にある古い家並みが残り、大変美しい田園風景が広がっていましたが、
かつては過疎に苦しみ、空き家や耕作放棄地が増えていた限界集落でした。
地域の方々と、外部からの様々な専門知識をもった事業者の方々が一体となって古民家を再生して宿泊やレストランに活用し、新たな観光客を受け入れるといった取り組みにより、
若い人たちが地域に戻り、耕作放棄地が解消されるなど、集落の姿を一変させることに成功しています。
車座になって集落のほぼ全員とお話ししましたが、意欲を持って活き活きと楽しんでおられるのが印象的でした。

続いて、篠山の城下町を訪れました。
こちらも古来からの伝統・文化を色濃く残す「日本遺産」の名にふさわしい街並みの中で、若い専門知識をもった事業者の方々が、高いレベルのまちづくりに取り組んでいました。
週に2日しかお店を開かず、残りは蕎麦屋の修行をしている方に貸して、自身は野菜作りをするたべもの屋さんや、年間一月以上も世界中に買付に回る元気のいい雑貨屋さんなど、街の中にユニークな若者がやってきて、新しい賑わいを創出していました。

「タスクフォース」では、こうした全国の事例を参考に、年内を目処に中間的なとりまとめを予定しています。全国に眠る「磨けば光る」観光資源を磨き上げ、インバウンドの成果を地方に取り込こみ、地方創生の大きな原動力にしてまいります。

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