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  • ヒロ
  • 2016年11月22日 10:00

留まるところを知らない株高は何処まで?

今年1月1日の私のブログで2016年をゲームチェンジャーの年と予想しました。そのゲームチェンジャーの中身に何を書いていたかというと

アメリカ大統領選に関して「国民世論がより保守になりモンロー主義に戻るのか、世界のリーダーとして君臨し続けたいのか、大きな岐路だと思います。… アメリカ国民は保守の気持をより高めそうです。つまり、トランプ大統領が絶対にないとは言い切れなくなります。」

TPPについては「2016年最大の想定外はTPPだと考えています。つまり、相当苦労する気がします。」

資源価格については「私は2016年は底打ち、反転とみています。」

と記しています。外したのはドル安とみていた部分ですが、他はおおむね当たっていることになります。

何故ゲームチェンジャーの年になると考えていたか、ですが、2015年まで世界はディフェンス続きでストレスをためていたことで何か違うことを目指したいと思っていたからであります。欧州はギリシャ問題などで疲弊し、イスラム国問題を契機に欧州へ難民がなだれ込みました。中国は「何が本当か」と言われ続け、株価が暴落し、政府が必死に支えるなど長い調整を余儀なくさせれらています。アメリカはオバマ政権後期になり、「本当にアメリカはこれでよいのか」という疑問が国民の間でじわっと浸透していました。それを見過ごしたのが今回の選挙結果であります。

もっと端的に言ってしまえば「枠から飛び出したい」ということであります。それ故、英国はEUから飛び出すことを決意し、アメリカはありえない大統領を選んだのです。これは常識を覆すとも言え、これから起きることは我々の想定尺度で測ってはいけないとも言えないでしょうか?

その中でまず、先行しているのが株価であります。アメリカは史上最高値を付け、さらに出遅れた投資家が必死に買い上げている様相となっています。日本も金融株を筆頭に大きく上げています。これを日本的なチャートや各種指標に基づく判断をすれば「買われすぎ」となり、ババ抜きゲームと言われるのですが、私は相場はこれからだとみています。

長年株をやっている人はご存知の方も多いのですが、金融株はいったん動き出すとチャートとか過去の経験則が当てはまらないことが多いのです。それこそこの超重量級の株がいったん動けば逆に止められなくなるほどの力を持つ理由は相場環境の変化という背景が伴うからであります。

では、お前はどのぐらい上がるとみているのか、と言われれば業法に則った株屋ではありませんので個人的つぶやきではありますが、ダウ、日経平均とも20000のポイント奪取は2017年の早い時期に訪れるとみています。ダウについては18000ドル台に初めて乗せたのが2014年です。それ以降長いレンジ相場に留まっていましたがいよいよ19000ドルの大台が見えてきました。(21日終値18956ドル)

何故か、といえばトランプ政権で尺度がすっかり変わるからであります。本当にそうなるのか、言うほどではないのではないか、と疑念を差し込む余地は多いかもしれませんが、世界の温度が変わってきていることは紛れもない事実なのです。そうならば我々が信じている常識観も大きく変化させなくてはいけないのです。つまり、「変われる勇気」なのではないでしょうか?

今後想定される予想として日本のゼロ金利は忘れ去られ、インフレが起こりうるかもしれないこと、日本で投資ブームが再び起きるかもしれないこと、そして日本の景気は思った以上に回復するかも知れないことなどでしょうか?それはアベノミクスの効果が今になって表れたとか、やはり、日銀黒田総裁はすごかったのだ、とは申しません。そうではなく、新しい風が吹くということです。その風はアベノミクスや日銀政策で我慢し、努力し、改善しようと頑張ってきた土台があったからとも言えます。少なくともグジャグジャになっている隣国とは明白に差が生まれています。

今年も残すところあと40日です。来年に向けて大きな変化が待っています。そして年の終盤は盛り上がる、そんな気がいたします。

では今日はこのぐらいで。

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