- 2016年11月21日 07:00
アメリカンコーヒーなぜ薄い?
アメリカンコーヒーという飲み物があります。一般的には、普通のコーヒーに比べて薄味のコーヒーをさします。コーヒーカップの底が透けてみえるくらいの薄さがアメリカンコーヒーだともいわれます。これはまことしやかな、笑い話でしょうが、あるアメリカ人が、日本のファミレスのコーヒーが濃かったため、水で薄めたといった話もあるほどです。そもそも、なぜアメリカンコーヒーは薄いのでしょうか?
アメリカンコーヒーが薄い理由は?
アメリカンコーヒーが薄い理由というのは、アメリカの歴史と密接な関わりがあります。そもそも、アメリカンコーヒーが薄いのは、コーヒー豆の焙煎がじっくりとできていないことから起こります。焙煎とは豆を乾煎りするもので、時間をかければかけるほどおいしいコーヒーができあがるといわれています。アメリカ大陸にヨーロッパ人が上陸し、内陸部を進んで開拓を進めていた頃、コーヒー豆を持っていながらも、焙煎をじっくりとできる機械がなかったために、薄いコーヒーしか作れませんでした。いわば、必然の中で、薄味のアメリカンコーヒーができあがっていったといえるでしょう。
紅茶の代用品?
さらにアメリカではもともとコーヒー文化より先に紅茶文化が浸透していました。そこで、あとからコーヒーが入ってきたため、紅茶を飲みなれていた人たちが、紅茶に近いコーヒーとしてアメリカンコーヒーを作り上げたという説もあります。コーヒーひとつとっても、その土地になじんだスタイルに変化していくのだということがわかりますね。
ブラックは間違い?
アメリカンコーヒーは薄味のため、日本ではお茶のようにブラックで飲むというスタイルが定着しています。しかし本場のアメリカでは、アメリカンコーヒーに砂糖やミルクを入れて飲む人が多いといいますから、ところ変われば品変わるという話ですね。



