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- 2011年08月17日 23:19
たっぷりカロリーで傷も治る? 実は難しい栄養療法(2)
前回の続きです。
怪我や傷がある時には、カロリーは普段よりもたくさん必要なのかどうか?
ということを考えます。
手術の術後で傷がある状況というのも、これと同じ状況でしょう。
どの程度のカロリーを投与すれば、ちょうどいいのでしょうか?
ちなみに、人間の体の維持のためには、毎日25-30kcal/kgのカロリーが必要と言われています。
たとえば、
体重50キロの人だと1250-1500kcalくらいなんですね。
3食食べると考えると一食400-500kcalあたりになります。
もちろん、これは入院患者の話ですから、運動したり活動する人はもっとカロリーが必要です。
それでは本題ですが、外傷や術後などで体によりストレスがかかっている時は、どのくらいのカロリーが必要なのでしょうか?
実は、15kcal/kgくらいでいいと言われています。
なんと必要なカロリーは通常時よりも少ないんですね。
むしろ、こういうストレス時に通常量のカロリーを投与してしまうと、悪いとさえ言われています。
より多くのカロリーが必要だと思っていた人は謎に思いますよね。
僕も実はそう思っていました。
不思議ですよね。
では、何故少ないカロリーで十分なのでしょうか?
それは、非常時には体の中からカロリーが産出されるからなのです。
これを、内因性のエネルギーと言いますが、
非常時には自分の体を分解してエネルギーを取り出すようになっているのです。
よって、ここに外からもたくさんカロリーが入ってきてしまうと、当然カロリー過剰になります。
内因性のエネルギーが産出されることを知らずに、外からもカロリーを投与してしまうと良くないのです。
ちなみに、外からの栄養は外因性エネルギーと言います。
また、
さきほどからカロリーとかエネルギーという単語が入り乱れていますが、カロリーはエネルギーの単位の名前なので、同じ意味だと思ってください。
もちろん、内因性と外因性を合わせても必要なカロリー未満というのは良くありません。
この場合には、傷の治りも悪くなることが分かっています。
しかし、一方でカロリーが多すぎる状態になるのも良くないのです。
カロリーが過剰な状態をオーバーフィーディングと言いますが、このオーバーフィーディングはかえって体に悪いのです。
僕も勘違いしていたように、一般的にはこれまでの常識では、「重症時も普段と同じ量のカロリーが必要」というものでした。
しかし、その理屈に従ってカロリーを投与すると、必ずオーバーフィーディングとなってしまうんですね。
内因性のエネルギーを無視しているのだから当然です。
この内因性エネルギーの産出量は、体へのストレスの強さによって決まるようなので、外からいくらカロリーを投与されたとしても減るという事はないんです。
なので、内因性エネルギーが産出されるようなストレス下では、それを考慮して外からのカロリーを少なめにしなければいけません。
つまりは、「怪我や手術後には食べ過ぎないくらいがちょうどいい!』となるのです。
では、カロリーが増えすぎているオーバーフィーディングの状態は何が悪いのでしょうか??
なぜ、カロリーが過剰となってしまうと、良くないのでしょうか??
その理由については次回に続きます。
怪我や傷がある時には、カロリーは普段よりもたくさん必要なのかどうか?
ということを考えます。
手術の術後で傷がある状況というのも、これと同じ状況でしょう。
どの程度のカロリーを投与すれば、ちょうどいいのでしょうか?
ちなみに、人間の体の維持のためには、毎日25-30kcal/kgのカロリーが必要と言われています。
たとえば、
体重50キロの人だと1250-1500kcalくらいなんですね。
3食食べると考えると一食400-500kcalあたりになります。
もちろん、これは入院患者の話ですから、運動したり活動する人はもっとカロリーが必要です。
それでは本題ですが、外傷や術後などで体によりストレスがかかっている時は、どのくらいのカロリーが必要なのでしょうか?
実は、15kcal/kgくらいでいいと言われています。
なんと必要なカロリーは通常時よりも少ないんですね。
むしろ、こういうストレス時に通常量のカロリーを投与してしまうと、悪いとさえ言われています。
より多くのカロリーが必要だと思っていた人は謎に思いますよね。
僕も実はそう思っていました。
不思議ですよね。
では、何故少ないカロリーで十分なのでしょうか?
それは、非常時には体の中からカロリーが産出されるからなのです。
これを、内因性のエネルギーと言いますが、
非常時には自分の体を分解してエネルギーを取り出すようになっているのです。
よって、ここに外からもたくさんカロリーが入ってきてしまうと、当然カロリー過剰になります。
内因性のエネルギーが産出されることを知らずに、外からもカロリーを投与してしまうと良くないのです。
ちなみに、外からの栄養は外因性エネルギーと言います。
また、
さきほどからカロリーとかエネルギーという単語が入り乱れていますが、カロリーはエネルギーの単位の名前なので、同じ意味だと思ってください。
もちろん、内因性と外因性を合わせても必要なカロリー未満というのは良くありません。
この場合には、傷の治りも悪くなることが分かっています。
しかし、一方でカロリーが多すぎる状態になるのも良くないのです。
カロリーが過剰な状態をオーバーフィーディングと言いますが、このオーバーフィーディングはかえって体に悪いのです。
僕も勘違いしていたように、一般的にはこれまでの常識では、「重症時も普段と同じ量のカロリーが必要」というものでした。
しかし、その理屈に従ってカロリーを投与すると、必ずオーバーフィーディングとなってしまうんですね。
内因性のエネルギーを無視しているのだから当然です。
この内因性エネルギーの産出量は、体へのストレスの強さによって決まるようなので、外からいくらカロリーを投与されたとしても減るという事はないんです。
なので、内因性エネルギーが産出されるようなストレス下では、それを考慮して外からのカロリーを少なめにしなければいけません。
つまりは、「怪我や手術後には食べ過ぎないくらいがちょうどいい!』となるのです。
では、カロリーが増えすぎているオーバーフィーディングの状態は何が悪いのでしょうか??
なぜ、カロリーが過剰となってしまうと、良くないのでしょうか??
その理由については次回に続きます。



