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何をいまさらながら・・・さらに飽きずに阿比留瑠比氏の話

「黙然日記」さんから仕入れた ネタです。

>偏向教科書不採択を緊急提言 創生「日本」
2011.7.19 23:06
 保守勢力の再結集を掲げる議員連盟「創生『日本』」(会長・安倍晋三元首相)は19日の研修会で、今夏に全国で行われる中学校教科書の採択で自衛隊を憲法違反と強調するなど偏向した教科書の採択を行わないよう求める緊急提言を採択した。

 提言は、採択対象の中学歴史と公民の教科書について「民主党政権となり、日教組の圧力によって教育基本法の趣旨および日本人の常識から大きく外れた非常識な教科書がほとんどとなった」と指摘。安倍氏は研修会で「菅政権は日本全体を巻き込んで立ち枯れさせようとしている。菅政権を倒して戦後レジームから脱却し、誇りある日本をつくっていかなければならない」と述べた。


(引用ここまで)

新聞はもちろん「産経新聞」(笑)。

「偏向教科書」なんだから、自由社と育鵬社の教科書は採択しないでくれっていう趣旨ですね。なるほどね。

ということはもちろんありませんが、それにしても安倍のコメントがすごい。pr3さんは、

立ち枯れ たちあがれ日本の平沼武夫代表(創生「日本」最高顧問)の前で、《菅政権は日本全体を巻き込んで立ち枯れさせようとしている》と挨拶する安倍晋三氏も、度胸があるのか無神経なのか。


と記されています。無神経なんでしょうね、きっと。これじゃあ首相再登板(馬鹿)の日は遠そうです。

といいますか、教科書が「偏向」っていうけど、こいつらのいう「偏向していない教科書」って、上にあげた会社の教科書なんでしょ。「非常識な教科書」って、どこの教科書のことを言っているんだよ、馬鹿。

まあいまの時代、昔とちがい教科書検定も強権性はだいぶ緩和されてきましたが…。

ていうか、「偏向」なんてあらゆるものが「偏向」(もちろんこのブログも、これを読んでいるあなたも)しているんだから、議論するだけ馬鹿ですが。産経新聞みたいな全国紙の中でも極端に「偏向」しているメディアが「偏向」なんてなにかというとほかを攻撃する道具にしているのは私にはブラックユーモア(というのはあんまりいい表現ではありませんね)以上のものではないという気がします。「偏向」しているから「偏向」と他人を批判するんだけどね(追記:そんなことを言いだせば、「正論」もそうか。さらに追記:正論じゃないから「正論」とわめいているんだよね)。

さて、これは私に限らずだれでも指摘していることですけど、

>戦後レジームから脱却


ていうけど、安倍がいまだに所属している自民党自体が戦後レジームの最たるものでしょう。いい悪い、賛成反対はともかく、「戦後レジーム」なくして自民党はないし、安倍が首相だったときもたいしてそれに手をつけることができず、かなり無理に安倍が動いた部分もありましたが、それはやはり無理がめだち、けっきょく参議院選挙その他彼の政策はなかなか支持されるにいたりませんでした。有権者はそんなにこの件を支持しないと思いますけど、安倍にとってはそれが自分の存在意義ですから、ひっこめるわけにはいきませんよね。進歩がないというか、飽きない人です。

さてさて、阿比留瑠比氏のブログあたりにこの関係の記事がないかと思ってみてみたら、氏のお祖父様がお亡くなりになったそうですね。94歳だそうです。それは気の毒ですので、ご冥福をお祈りします。

で、そこで興味深い話を知りました。氏のお祖父様は、西南学院大(当時は西南専門学校)の新聞部に在籍していて、当時(1937年)来日していたヘレン・ケラーにもインタビューしたそうです。

なるほど、阿比留氏はそのような系譜があるということですね…。阿比留氏が新聞記者を目指した理由については私は存じ上げませんが、たぶんこのお祖父様の存在も無関係ではないんでしょうね。


でもさあ、阿比留さん、そういう立派なお祖父様がいらっしゃるんだから、いつぞやの記者会見のような政治活動めいた「反則質問」はやめない!? お祖父様は阿比留さんの本を枕元に置いておいたそうですけど、そしてお祖父様がこの件をどう考えていたのかは伺えませんが、あれは新聞記者としては邪道の恥だよ。菅政権を支持するしないとかいう話とあの記者会見での態度は次元がちがうよ。

最後に、pr3さんにお礼を申し上げます。あといまは20日の朝ですが、都合により21日の記事にします。

追記:19日からかな、このブログ(記事単体ページ)の下のほうに「あわせて読む」というのがでました。よろしかったら参照してください。

7月22日追記:gaullisteさんからのコメントで、阿比留氏の曾祖父様が「夕刊フクニチ」の創業者だったことを知りました。なるほど、そのような流れがあったわけですね。こちらより。

>曽祖父は今はもう廃刊となっている福岡の地元紙、夕刊フクニチの創業者でした。陸軍の主計大尉を経て福岡日々新聞(現西日本新聞)に入り、記者も販売も営業もやって昭和16年に日本新聞会(新聞統制会)の常任理事になるなどの経歴を持っていました。私が子供のころに曽祖父の家に遊びに行っていたときには、もうとっくに引退していて、イメージとしてはいつも安楽椅子に座っていた姿が目に浮かびます。

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