- 2011年08月06日 23:22
こういうのもヘイトスピーチだと思うよ
1/24日午前に放送された東海テレビ放送(名古屋市)の愛知、岐阜、三重3県向けの情報番組「ぴーかんテレビ」で、不適切な表記のリハーサル用テロップが誤って放送され、司会者が同番組の中で謝罪するトラブルがあった。テロップは、岩手県産米「ひとめぼれ」10キロが当たる視聴者プレゼントの当選者の名前などを発表するはずのものだったが、「怪しいお米 セシウムさん」「汚染されたお米 セシウムさん」などと書かれた表示が23秒間にわたって放送された。
同社総務部によると、放送されたのは、当選者が決定する前に作成したリハーサル用のテロップといい、「放送に使用しない仮のものとはいえ、大変不謹慎な表現を使用したことに問題があった」とした。また、「福島、岩手県の方々にご迷惑をおかけし、視聴者には大変不快な思いを抱かせてしまいました」と謝罪した。
さて、このニュースは割と話題になっていますので既に耳にした方も多いことかと思います。東海テレビ放送側は謝罪の姿勢を見せていますが、まぁ日頃からそういうことを考えているからこそ、こういう結果にもなるのでしょう。この頃は取り沙汰されることが少なくなった政治家の失言と同様、心にもないことを誤って口にしてしまったとかそういうものではなく、裏で思っている謂わば「真意」の如きものが漏れ出してしまったと見るべきです。普段は良識家ぶって被災地に同情する素振りを見せていても、その実は福島や岩手の住民や産品を汚れた存在とみなしている、影では「セシウムさん」などと読んで嘲笑していたわけです。これが東海テレビ放送だけに限ったことであればいいのですが。
JA全中など、東海テレビCMの提供中止 誤放送に抗議(朝日新聞)
東海テレビ(名古屋市)が岩手県産米のプレゼント当選者を「汚染されたお米 セシウムさん」などと誤って放送した問題で、全国の農協をたばねる全国農業協同組合中央会(JA全中)が、6日に東海テレビで放映される番組のCM提供を中止することがわかった。中止の理由についてJA全中は「問題のテロップは安全安心なコメづくりに励むコメ農家を愚弄(ぐろう)する内容。抗議の意思を示した」と説明。7日以降の対応は「検討中」という。
当然のことながら、農協が怒っています。それはもう、当たり前ですよね。一方で意識してほしいのは、この農協もまた東海テレビにCMを提供するスポンサーだったことです。隆盛を極める陰謀論的世界観によれば、テレビ局はスポンサーの顔色を窺うばかりで本当のことを伝えないことになっていますが、現実はどれほどのものでしょう。まぁ、今回もまた本当のことを伝えていないとは言えますけれど、ともあれスポンサーを激怒させたわけです。放送しようとして放送したのではないのかも知れません。
しかし、テレビ局が本当にスポンサーの意向を気にしながらの報道に終始しているのなら、もうちょっと日頃から慎み深い行動を取っていても良さそうなものです。「セシウムさん」にしても、原発事故の被害をことさらに大きく煽り立てたいという思惑があって、日頃からその機会を待ち侘びていたがゆえのことではないでしょうか。マスコミは原発マネーwに縛られているなんてことはなく、結局のところ視聴者や購読者を増やすことを最優先にしているように見えます。



