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テレビタックル 結局医療問題はよく知られていない お金と医療の質

日曜日のテレビタックル(命の砦に“大問題”今、医療の現場が危ない 人手不足にモラル崩壊!看護師&医師は見たSP)を録画でみました。あの神奈川の事件(以前のブログ;何か自分が悪いから事故が起きる NHKさんいい加減にして 医療安全と防犯)を看護師からの目線で仕事のブラックさと、患者対応と防犯の矛盾について話し、現状の医療問題を語っていました。(この看護師、暴露本を書かれたそうですが仕事の力は今ひとつ?)

まあ慢性期病棟を知らない田嶋さんや、クリニックと病院の区別がついていない阿川さんのコメント聞きながら、医療問題広報はまだまだだなと悲しい思いになっています。

その中で田村元厚労大臣が「確信犯が実施するのならこのような事件は防ぐことは不可能」と言ったことは、私の意見と同じでありがたかったです。それに対するたけしさんのコメント、「子供の頃から毒を病人に投与してはいけないという当たり前の教育ができていない」「現代社会の歪んだ一部」のまとめは、最近のむしゃくしゃしたらこらえきれずに殴るとかしている日本の現状でしょうか。

それに比べて東国原さん。やれセキュリティーとか、防犯カメラとかおっしゃてましたが、やはり彼も医療の現状を知らないコメンテーターですね。もうひとつ。上先生の言う終末期病院を野戦病院というのは、まあ一部イメージは事実ですが、終末期病院にも現代の軍隊の野戦病院にも失礼ですよ。どちらもあなたが思うよりいい医療をしているところが多いです。

面白かったのは、阿川さんの患者さんに優しい看護師の転勤でその病院の老人が死亡して、看護師についていった老人だけが生き続けたというお話。そこでのまとめで慢性期の病院は看護師次第、つまりいかにプロであるかが大切という流れでした。

次は診療報酬、そのようないい医療や看護ができにくい料金体系を厚労省が作っているという話です。

田村さんの、「日本は病床が世界と比べて異常に多い」「看護師は世界に比べてそれほど変わらない」「90日入院知れば安定するのが当たり前。3ヶ月いればちゃんと落ち着く」と90日ルールの言い訳をしていました。それに対し「急性期と慢性の区別は簡単につかない」、「患者中心ではない」「安定は治るということではない」という臨床側からの反論はいつも平行線です。そう医療に対して何を望むのかがはっきりしていないからです。

国民は医療に対し、「お金を払わずにいい医療」を求め、行政は選挙があるため「中福祉中負担」の名前で本筋をごまかしてきました。現在個別の医療と公的医療の区別することが望まれ、財政のためには高齢者の医療から介護への流れや、富裕層の高齢者の医療負担増加は免れないでしょう。またそれこそ全国一律料金、質の担保も変化していく可能性が高いとすら思えます。

田村元大臣の
「必要な方が必要な医療サービスを適正に受けられるように無駄をなくして医療財政を支える」
まあ言葉では簡単です。

また最後の田嶋先生のこのエピソード笑いました。
「全身に痛みがあり、大きな病院を渡り歩いて検査してもどこも悪くないと言われた。そして小さな医院に行って愚痴を1時間聞いてもらったら全身の痛みがなくなった! 」
厚労省のかかりつけ医制度の良い例です。 話を聞いてあげたら検査はいらない。でもその話を聞いてもお金は請求できない。5分話しても1時間話しても値段は一緒。そうしたらビジネス上どうなります。

まとめです。
今の医療は地域の格差が拡大し、値段を安くするために医療から看護、在宅への流れができています。正直言うと、厚労省は後期高齢者に先進医療は必要ないと考えていると思われます。

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