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  • K.K.
  • 2011年10月20日 01:17

格差とは一体なんなのか?

一昨日の森永教授にツッコミを入れた記事を見ながら、ちょっと、考え込んでしまいました。

「格差社会とは無縁の公務員人件費」

はい。
森永教授が、記事にそんなサブタイトルをつけていました。

今、言われている格差とは、何でしょうか?

そして、それが、公務員に当てはまるのでしょうか?

公務員でも国家Ⅰ種と国家Ⅲ種の給与体系には、明白な違いがあります。
これは、格差でしょうか?

トヨタ自動車の本社社員とその下請け・孫請け社員の年収平均には、明白な違いがあります。
これは、格差でしょうか?

民間の零細企業と公務員の年収平均には、明白な違いがあります。
これは、格差でしょうか?

正直、これらの例を、決定的に理由づけして、異なるものであると言い切ることは、非常に困難であると考えます。

私個人としては、これらは、すべてが格差であり、その人の人生の選択、それに関連する能力、努力・適性、そして環境要因によって発生するものだと思います。
そして、資本主義社会という社会体系を支持する以上、良かれ悪しかれ、程度の大小があれ、発生し得るものです。
故に、富の再配分という調整機能が、政府に求められるわけです。

脱線しました。

冷たく言うと、格差は、能力や努力によって乗り越えられる可能性を内在しています。
同時に、個人の能力や努力ではどうしようもない集団の力や社会環境によって発生する、災害なようなものでもあります。

そのうえで、最初に戻って「格差社会とは無縁の公務員人件費」というタイトルは、なんか違うような気がします。
まるで、ゴシップ紙の中見出しのような・・・って、そのままじゃないかww

【おまけ:】
実際、私も、給与基準で見れば、社会の底から這い上がってきた者です。

バブル期、正規雇用でも年収引き前200万円に満たない高卒公務員から始めて、後にそれなりに名の知れた国公立大学へ進学し、上級官庁を経験してきました。
もちろん、それらの障害は、すべて正面突破してきました。
(結構、玉砕もしましたがww)

そして、立場や学歴が変わると、人は対応を変えるという実例を、非常に不愉快な気持ちで見てきました。

また、這い上がって行くとわかるものですが、そーいう者って、(特に民間の)いわゆる勝ちっ放しの組からは、嫌われます。
また、転落組からは、ものすごく妬み・嫉みを受けますね。
逆に、負けっぱなしの組とは、仲良くなりますww

あと、私の先輩で、中卒公務員からはじめて、現在、教壇に立っている人がいます。
まぁ、私なんて、足元にも及びませんね。いろんな意味で。

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