- 2016年11月02日 15:56
11月2日(水)ムネオ日記
自民党は昨日の総務会で総裁任期を3期9年(現行連続2期6年)に延長する党則改正案を決めた。
「今決める必要があるのか」という意見も出たが、全会一致での了承である。
総務会は両院議員総会、党大会に準ずる党の決定機関である。
異論を述べた人も退席し、全会一致の形を取る自民党の良き伝統は守られている。お互いの立場を尊重しての手続きである。
この点、民進党の決定手続きとは違う。長く政権を担ってきた自民党の奥深さを感じる。
これにより次の衆院選挙、3年後の参院選挙で勝利すれば歴代最長も夢でない。黙っていても後2年任期は残っている。
この間に北方領土問題解決、アベノミクスの推進・格差是正・女性登用・社会進出等進めて行ける。さらに1期3年延びれば、憲法改正の議論も出てくるであろう。
今の安倍政権は第一次安倍政権での経験があるから強いのである。やはりキャリアは必要である。
第一次安倍政権は、衆院議員14年目での就任であまりにも早くトップに就きすぎてしまった。
しかし、2度目の時は議員生活20年目で十分な基礎体力をつけての登場である。だからこそ答弁にも余裕があり、腹もすわり安倍一強と言われる所以ではないか。強力な安定政権の中で問題解決をしてほしいと願ってやまない。
アメリカ大統領選挙で一部メディアはトランプ氏がヒラリークリントン氏を逆転しているとも報じ、それが市場にも影響している。アメリカの力を見せつけられる思いである。
いずれにせよ、残り5日間である。アメリカ国民の良識が世界に問われることになる。