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MacBookラインナップ拡大、その真の狙いは?

アップルは27日、ノートブックパソコン「MacBook(マックブック)」の新ラインを発表したが、筆者を含め多くがその品ぞろえに困惑している。

 アップルは主力の「MacBook Pro(プロ)」のデザインを一新し、薄型タッチスクリーンと指紋認証機能を加えたが、旧機種の多くを残した。そのため今や7つもの選択肢が存在している。

 それでいて、低価格機種は今までよりも選択肢が減っている。MacBookの低価格モデル2種類がアップルの小売店から姿を消した。900ドルの11インチMacBookと1100ドルのレティナディスプレーでない13インチMacBook Proだ(ただし、教育関係の顧客向けには両機種とも販売している)。アップルの小売店で販売している最も安いノートパソコンは今や1000ドルの13インチ「MacBook Air(エア)」だ。

 これまでのMacBookの平均基本価格は1266ドルだったが、今は1613ドルになっている。

 アップルは単に、あまり裕福ではない人たちを気にかけていないのだろうか。恐らくそうだろう。だが、このシフトはこうも読み取れる。アップルは低価格ノートパソコンのユーザーをタブレット端末「iPad Pro(アイパッド・プロ)」に移行させようとしているのではないか。

 iPad Proは基本価格600ドル(日本では6万2800円)で、キーボードを付けても750ドルだ。iPad Proは実際、筆者の旅のお供になっている。従来のノートパソコンより軽く、基本的なウェブ閲覧やソーシャルメディア、文書作成などには十分だ。

 新ラインナップと基本価格(括弧内は日本での販売価格)は以下の通り。

―MacBook Air 13インチ:1000ドル(9万8800円)

―MacBook:1300ドル(12万8800円)

―旧型MacBook Pro 13インチ:1300ドル(12万8800円)

―新型MacBook Pro 13インチ(タッチバーなし):1500ドル(14万8800円)

―新型MacBook Pro 13インチ(タッチバーあり):1800ドル(17万8800円)

―旧型MacBook Pro 15インチ:2000ドル(19万8800円)

―新型MacBook Pro 15インチ(タッチバーあり):2400ドル(23万8800円)

By GEOFFREY A. FOWLER

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