記事
  • K.K.
  • 2011年09月27日 22:36

【ギリシャ】危機感薄い国内紙

ここしばらく、断続的に、ギリシャの経済危機関連の情報が流れていますが、「ギリシャ、公務員3万人削減」なんて、ヘッドラインが飛び込んでまいりました。
で、斜め目線の管理人としては、しっかり内容を確認するわけですが・・・
ギリシャ、公務員3万人削減 年金支給減額も
追加緊縮策、労組反発強める
(日経:2011/9/22 11:06 )
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E0E2E3978DE0E0E2EBE0E2E3E39790E0E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000

ギリシャ政府は21日に閣議を開き、公務員の3万人削減や年金支給額の減額などを盛り込んだ追加的な財政赤字削減策を決定した。(中略)
追加策では公務員3万人を対象に給与を6割に減額するとともに、12カ月以内の転職を促す。年金改革として、月額1200ユーロ(約12万5千円)以上の年金受給者を対象に支給額を20%減額することも決定。財政赤字の主因である年金と公的部門で歳出を圧縮する。
ヌルいですわっ!!

先進国の中で、最も公務員の少ない国家である日本でさえ、3万人程度の公務員は、毎年減らしています。

 コチラどうぞ。
http://www.soumu.go.jp/iken/kazu2.html

そして、この記事、よくよく読むと、年金の減額は、公務員に限っていないんですよね。

国民全体で、負担を享受しようという姿勢なんですよね。
ちなみに、他紙によると、最大で40%の削減を受ける人もいるようです。

なのに、タイトルだけ読むと、公務員制度改革だけのお話に読めるところが、内容を伝えていないというか、ちょっと(苦笑)。
ええ。
他社の記事も、似たようなタイトルでしたよ。
歳入対策では課税最低限の引き下げのほか、時限的な特別課税として導入を決めていた不動産税の期間延長などを実施する。脱税がはびこっているとされることから、徴税の仕組みを抜本的に改革する方針も示した。
はい。

結局、政府規模の財政崩壊は、国民全員が負担を分かち合わねば、対処できないわけです。

本来は、そのあたりの危機感を伝えるタイトルをつけなくては、いけないんでしょうけどね。

「公的年金大幅削減。20−40%。国民負担増大へ−財政危機のギリシャ」
・・・くらいでも良いと思いますけどね。

ぶっちゃけ、公務員云々なんて、どうでもいいんですよね。
国民の生活がどうなるか、それが、第一議的な問題ではないかと思います。

ということで、なんか、この報道を見ていると、国内の新聞各紙の危機感の薄さが気になります。

【追記:】
ちなみに、東亜日報によると、ギリシャの公的年金は、異常に高いようで、別に、40%削減されようが、どーってことなさそうな気がするのも、また、事実。
つまり、ギリシャの行財政改革は、甘すぎるとも。

↓東亜日報の記事
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011091954218

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