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  • K.K.
  • 2011年07月15日 00:17

【意味不明】高橋洋一教授の財政再建論

産経新聞社の記事を閲覧していましたら、久々に、元官僚の高橋洋一氏のコラムを発見しました。
そして、速攻、困り果てました・・・
【日本の解き方】ギリシャは他山の石?日本はなぜか増税の一つ覚え
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110707/plt1107070930000-n1.htm

なぜか日本では財政再建というと増税しか処方箋が出てこない。国有資産がないのであればやむを得ないが、国のバランスシートを見ると、資産647兆円、負債1019兆円(10年3月末)。資産がたっぷりある。

しかも資産のうち現金・有価証券111兆円、貸付金155兆円、運用寄託金121兆円、出資金58兆円と流動性の高い金融資産が多い。このうち運用寄託金は将来の年金のためにとっておくとしても、貸付金や出資金などは天下り先の特殊法人などを民営化すればいい。
あのー。
↓ 特殊法人って・・・コレですよ。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/pdf/satei2_10_01.pdf

「NTTを民営化しよう」とか「JR各社を民営化しよう」って、すでに、民営化されているのですが・・・

はい。
特殊法人なんて、法律上の制限があるから、そのように呼ばれていますが、大半が、株式会社なのですが・・・


ついでに言うと、特殊法人の中に含まれている郵政各社や道路公団系の企業は、高橋教授自身が、総務官僚時代に民営化したものじゃなかったのですか!?

高橋教授、一体、どうされたのですか!?

冗談きついです。

ついでに言うと、一時的に国有資産を売却したところで、単年度での国債発行を延々と続けている現状では、結局、毎年の赤字は収まりません。
一時的に債務が少なくなるだけで、数年後、同じ状況に立ち戻るだけです。
しかも、資産がないだけ、前より悪い状況として。

根本的な解決策としては、増税か歳出削減か、もしくは、その両方かの、三択でしかありません。


資産の切り売りが有効なのは、利息の低減などに利用できる時だけで、もちろん、その場合、財政の収支が健全化されていることが大前提です。

しかし、日本の場合、それが未だ完了していないわけ。
ですので、赤字体制の中での資産の切り売りは、一時しのぎにしかならないわけです。

以上、高橋教授の論説は、悪い冗談のレベルにも達していません。
もしかして、何か手違いでもあったのでしょうか?
(以下、記事の末尾)
天下り先になっている特殊法人を全廃、民営化すると210兆円以上になる。日本が財政危機であるというなら、そのくらいのことを増税の前に行うべきだ。
どうやら、何か手違いではなく、確信して言っておられるようです。

ダメだこりゃ・・・

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