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三浦瑠麗さんの「男系保守」への疑念は正しい

25日の東京新聞の「生前退位こう考える」に三浦瑠麗さんが登場していて「保守派のご都合主義に疑問」と発言している。
三浦氏は「保守派の中には、天皇陛下個人を尊崇しているわけではない人もいる」と指摘しているが、その通りである。
「男系血脈」を尊崇しているのだ。

彼らは女系を認める今上陛下は間違っていると考え、退位にも反対、皇室典範改正にも反対と、反逆の限りを尽くしている。奇妙な現象だ。

そのような自称保守派の言動を見て、三浦氏は「天皇制を自分たちに都合よく位置付けていただけなのだと感じてしまいます」と言っている。
まったくその通りである。

戦時中の軍部は天皇をGODのような「神」として祭り上げ、「天皇主権説」を取った。
昭和天皇は「天皇機関説」が正しいと思っていたのだが、軍部に勝手にカリスマ性を高められてしまったのだ。

天皇陛下の思いを無視するという点では、現在の「男系保守派」の者たちの考え方は、戦時中の軍部の考え方と同じである。
今上陛下の「公務」を減らして、御簾の奥に隠し、政治利用だけしたいのである。
非常に危険な思想性だと言える。

さらに三浦氏は「男系保守派」を「男系男子主義や八百万の神の思想などを護持していくため」に天皇制を重んじてきたのではないかと推測しているが、「八百万の神」の思想というのが意味が分からない。

「八百万の神」というのは、様々な価値観が林立するという意味であり、それ自体は悪くはないはずだ。
立憲主義の基本にも通底する。
ただし、この価値観の林立が、単なる相対主義に陥ってしまってはダメなわけで、そこは天照大神が緩やかにまとめているというのが神話の根本だとわしは考えている。
つまり女性神が価値紊乱状態を防ぐ要なのだ。

「男系保守派」はそこが分かってなくて、天皇を「ウシハク」存在にしたいという、まさに戦時中の軍部と同じ感覚を持ってしまっているのだ。
「男系保守派」は、皇室の歴史や意味を全然知らないからどうしようもない。

三浦瑠麗さんの立ち位置は、リベラリズムだが、わしのような真の保守とはかなり感覚が近い。
少なくとも「男系保守」というエセ保守たちよりは、圧倒的に近いかもしれない。
何が近くて、何が遠いのかを、12月11日の「ゴー宣道場」ではっきりさせよう。
秘書岸端が忙しすぎて「ゴー宣道場」のバナー作りが遅れているが、参加者募集はすでに始まっている。

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